2012-02-22 20:08 | カテゴリ:未分類

つくばセンター付近のエポカルつくばの国際会議場で、独立行政法人農業環境技術研究所主催の「29回土・水研究会 福島第一原子力発電所事故による農業環境の放射能汚染 ―この一年の調査・研究と今後の展望―」というのに出席してきた。

 
             朝9時につくば駅に着いて、そこから会場までの500メートルを放射線線量計で空間線量を測定しながら歩いた。意外なことにいきなり0.17μSv/hrとなり、途中で0.26μSv/hrという最高値を記録した。

 

去年の8月に同じ会場で開催された日本土壌肥料学会の時には、こんな高い値ではなかったので、ちょっと不思議だった。
 
  レストランで軽い朝食を頼んでいるときに、線量計をテーブルに置いていると、室内であるにもかかわらず、外とガラス一枚へだてているだけからなのか0.08~0.18μSv/hrと針がふれた。それをウェイトレスに見せたら、「筑波は高いと聞いていましたが鳥肌が立ってきました」と驚いていた。実は小生も驚いた。

   

  講演会場は1000人を収容できる大会議場なのだが、そこでも線量計は0.08~0.17μSv/hrを2-3分間隔ぐらいでかなり変動した。会場は外部放射線からは閉鎖系なのに実に不思議だ。きっと通風換気している換気口からの外気から、放射能が直接入っているに違いないと思った。

  

  午後4時半に研究会がはねて、会場の外に出たら、やはり0.17μSv/hrまで線量計が跳ね上がった。

      

  つくばエキスプレスに乗って新御徒町で地下鉄大江戸線に乗り次いで本郷三丁目で降りて、地上に出たら、0.14~0.18μSv/hrを示した。 ふだんは、0.1μSv/hr以下なのだが今日は明らかに高い。

    

  家に帰って、室内に線量計を置いておくと放射線量は0.04マイクロシーベルトで完全に安定した。

 

  テレビをひねると、6時45分のNHKニュースで、今日の関東一円の放射線量が全般的に高いことが報じられていた。

    

  やはり、小生の感じた異変は正しかったのだ。それにしても、つくばから東京にかけて普段の平均値から0.01マイクロシーベルトを押し上げる放射能量だけでもにわかには計算ができないが相当な量の放射能が放出されなければならないだろう。今日の線量増加は単なる気象条件や風向きの変化のみが原因とはとても思えない。
 
  東電はその原因を明らかにすべきだ。

       

実はこのようにしてわれわれの知らぬ間に、福島では人々がせっかく営々として努力した民家や校庭の除染の効果が徐々に無に帰する事態が進行しているのかもしれない。

              

原子炉は全然冷温安定化なんぞしていない、放射能は出続けているのだ。実に異常な環境である。

               

(森敏)

追記:読者から、福島県の定時降下物環境放射能測定結果のホームページを紹介されました。そこからダウンロードすると、下表の下の方ですが、2月21-23日間には、微分値として高い放射性セシウムピークが形成されていることがわかります。

小生の持ち歩いている線量計(25万円ドイツ製COLIY)もきちんと監視していれば、まんざら使えないものでもないと、自信を持ちました。(ちなみに、絶えず大学のセシウム標準サンプルで、線量計は作動性を確認しております)

 
放射能データ---

秘密

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