2012-02-15 08:54 | カテゴリ:未分類

ビニールハウスに付着? 再生処理でセシウム検出

千葉県東金市の産業廃棄物処理会社「千葉園芸プラスチック加工」(吉野弘一社長)は13日、農業用ビニールハウスをリサイクル処理する際、洗浄で落ちた土から最大で1キロ・グラムあたり5万8000ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。

 県は、原発事故でビニールハウスや土にセシウムが付着したためとみている。

 同社は、県内農家から使用済みビニールハウスを受け入れ、ビニールをプラスチックに加工しており、ハウスに付着し洗浄で出た土は東金市内の植木農家7農場に無償提供している。このうち3農場と同社内の残土で通常の埋め立てが可能な国の基準(1キロ・グラム当たり8000ベクレル)を超える値が検出された。同社は原発事故後に発生、搬出した土計140トンを全て回収し、当面、施設内で保管する。

20122140739  読売新聞)
      

この記事の意味することは、東電福島第一原発の放射性降下物(fallout)が原発から遠い近県の当時のビニールハウスの中の野菜などに幸い直接降りかからなくても、ビニールハウスの外側には、確実に降りかかって付着した。またその一部は風雨によりハウスの両側面の地面に流下しそこで濃縮された、ということなのである。

        

東京の都心部でも気まぐれに測って歩くと、道路側にむき出しの雨樋(あまどい)の下の土壌はごく局所的に最高0.45マイクロシーベルト/hrぐらいまで放射能汚染していた。
        
  その雨樋のもとの部分をたどっていくと、屋根瓦の場合よりもトタン屋根などの場合が、雨樋直下土壌の放射能汚染度は強いようだ。東電福島第一原発から遠々飛んできた
falloutがトタン屋根には、強くは吸着せずにその後の雨で流れて土壌に濃縮されたのだと推測される。
           
  もちろん屋根の面積が広ければ広いほど雨樋の下の土壌の放射能は高くなる。どこかの小学校か中学校の広い面積の体育館の雨樋の下の土壌がそうであったように。

     
  
  このように、環境放射能の不作為の人為による、濃縮と拡散が、さまざまな場面で起こっているわけである。まだまだ思いもかけない、それこそ想定外(!)の事態が発生するだろう。
 
  げに放射能は曲者である。我々は想像力を働かせて、放射能の行方を油断なく監視続ける必要がある。

          

            

(森敏)

 

秘密

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