2012-02-10 06:49 | カテゴリ:未分類

 

池上彰さん、東工大教授に・・・・分かりやすい講義?

ジャーナリストの池上彰さん=が1日付で東京工業大学(東京都目黒区)の教授に就任した。

 昨年設置された文系の教養教育にあたる共同研究教育施設「リベラルアーツセンター」で、「現代日本を知るために」など4科目を教える。

 池上さんはNHKの「週刊こどもニュース」に出演し、分かりやすい解説で注目を集めた。その後、フリーとなり、テレビ出演や執筆活動を続けている。

2012231828  読売新聞)

    

  

ということである。過去20年間で、ほとんどの大学で教養学部が廃止されたので、教養教育専任の教員が激減してどの大学も教養教育には大苦戦している。
    
各学部から教員が教養教育の授業に派遣されて、いやいやながら1,2回担当して、初々しい(生意気で、ひねくれて、多感な)新入生を相手に戸惑いながら授業をやっている教員が多い。とりわけ最近では携帯が普及しているので、私語で授業が成り立たない場合もある。
   
       

若い教員たちは、そもそも教育者とではなく、まず研究者として鍛えられて教員になっているので、教育がなんたるかがあまりよく分かっていないで、教養教育の授業をしている。

       

それに、もともと大学に残る教員には一度外の風を浴びて人として鍛えられて大学に就職した履歴の人物が少ないので、自分自身に「一般教養」が無い奇人変人も少なからずいる。
      
だから、今回の池上氏のように、ジャーナリズムやマスコミの世界で人々の前に顔をさらけ出して対話(debate)をしながら論理的に鍛えられて多角的に活動してきた人物は,教養教育にうってつけの人材だといえよう。

             

実に東工大は安い買い物をしたもんだ。
     
それにしても4科目を教えるとはハードですね。 私立大学では当たり前かもしれないが。。。。 
     
余計な心配かもしれないが、大学に雑巾のように学内行政の雑用にもこき使われて消耗しないことを心から祈る。
           
国立大学の教員はすごい薄給だし、外から見るほどそんなに待遇は甘くはありません。多分そろそろ「こんなはずじゃなかったのに」と思っているんじゃないだろうか。そうでなければいいのだが。

                      

                    

(管窺)

秘密

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