2012-01-23 04:43 | カテゴリ:未分類

小生らは東電福島第一原発暴発以来、以下のWINEPブログで農用地や海洋へのシウム吸着剤としての大谷石(おおやいし)の利用をしつこく呼びかけてきた。

 

小生らの提案が早すぎて、皆さんが追い付いていない気がする。原点となる論文は、これまで何回か紹介してきた

米沢茂人・三井進午「鉱滓類による農作物の90Srおよび137Csの

吸収抑制に関する研究」日本土壌肥料学雑誌 36巻35-139頁


(1965)
 
である。

  

下記の新聞記事にあるように大谷石の重要性は徐々に浸透しているようだが、まだまだ周知されていないと思う。ぜひ大谷石の産地である宇都宮大学の研究者は、有効利用を開発してほしい。
  

  高価なゼオライトを使うよりは、震災でガレキと化した膨大な大谷石をいまこそ各所でセシウム吸着材として真剣に再生利用すべきなのである。



   

大谷石でセシウム吸着 汚染物質処理に有効

(2012.1.21 22:40 MSN産経ニュース) 

 茨城大は21日、塀などに使われる「大谷石」に放射性セシウムが効率よく吸着することが分かったと発表した。東京電力福島第1原発事故で汚染された廃棄物の処理に活用できるとしている。

 同大学は、大谷石の粉末をセシウムの水溶液に入れ、どのくらい吸着するか実験。その結果、セシウム1グラムを吸着させるには、粉末10グラムで間に合うことが分かった。セシウムは大谷石に含まれるゼオライト鉱物に吸着する。

 被災地の汚泥や焼却灰、落ち葉などを埋め立てる際、大谷石の粉末を下に敷き詰めると、セシウムが地下水に漏れ出すのを防ぐことができるという。

 茨城大は、震災で廃棄物になった大谷石2トンを粉末処理。袋詰めで保管し、汚染物質の処理などに利用する方針。大谷石は宇都宮市大谷町を中心に採掘されている凝灰岩の一種。

   
(森敏)

 

秘密

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