2012-01-17 20:35 | カテゴリ:未分類

東大農学生命科学研究科の溝口勝教授により、福島の現地で氷点下に凍った土壌の凍土を、農家のショベルカーで剥離する方法が提案されている。これは冬場の放射性セシウム汚染土壌の除染作業として非常に有効であると思われる。
        
  「ふくしま再生の会」のホームページから、以下の論文
(投稿準備中)に入り込める。

     

「速報 冬の間に凍土を剥ぎ取れ! 自然凍土剥ぎ取り法による土壌除染」   溝口勝

           

土壌凝固剤を表土に散布して土壌の表層を固めてフォークで剥離する手法はすでに農村工学研究所で提案されて、成功しているようであるが、溝口先生の方法は、自然に凍結した表土を剥ぎとるので、余分なお金がかからない。90%以上除染できるとのことである。

            

こんな方法があるなら、放射能降下の直後に小生が口を酸っぱくして警告していたように、畑も田んぼも決して、耕したりしない方がよかっただろう。すでにいったん耕した土壌は、放射能が深く均一に拡散してこのやり方ではあまり効果がないだろう。

           

もちろんどんな方法で表土を剥離しても、剥離した放射性セシウム汚染土壌からのセシウムのさらなる分離をどうするか(すなわち如何に汚染土壌の容積を減容するか) が次に残された未解決の最大の課題であることに変わりはない。

          
(森敏)

付記:溝口先生が論文を「農村工学会学会誌」に投稿する前に、緊急性にかんがみ、研究成果を世に問う姿勢に出たことは大いに評価したい。
 
研究者が何のために研究しているのか本末転倒した業績主義に凝り固まった現況では、彼の行為は勇断であると思う。

この手法を実行できる畑地や水田は、この霜柱がたつ冬場の厳寒期にただちに除染作業を実行したほうがいいだろう。学校の校庭の除染土壌を校庭の片隅に青いビニールシートをかけて積み上げておくのと同じように、自分の水田の一角に積み上げておけばいいのである。まず第一歩として。

 

 

秘密

トラックバックURL
→http://moribin.blog114.fc2.com/tb.php/1363-b10355dd