2012-01-15 09:17 | カテゴリ:未分類

福島・川俣のもち米も基準超え 町独自の放射性物質調査(20121.15.07:37asahi.com)

福島県産のコメから国の暫定基準値(1キロあたり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出された問題で、同県川俣町の旧飯坂村地区で収穫されたもち米からも基準超えのセシウムが検出された。県の緊急調査ではなく、町独自の検査で判明した。同町での基準超えは初めて。

 この農家は全量を自分たちで消費するために作っており、出荷していない。県は今回の結果を公表していないが「緊急調査は出荷、販売する農家について行っており、今回は公表の対象外」と説明している。出荷自粛も要請しない。一方、町は13日、ホームページで公開した。

 県や川俣町によると、今月5日、この農家が提出したもち米のサンプルを町が簡易測定器で検査したところ、同500ベクレルに近い数値が3回出た。町は県に詳しい検査を依頼。6日に県が調べた結果、同520ベクレルを検出した。農家はもち米5袋(150キロ)とうるち米25袋(750キロ)を収穫している。すべて家族や近所の人たち向けという。

 県内ではこれまで、福島、伊達、二本松3市の9地区で暫定基準超えのコメが見つかり、これらの地区で出荷停止になっている。(井上亮)

      
       

そこでこれまでのお米の500Bq/kgという基準超えのデータを発生地区別に整理してみた。それが表1である。この表は後々にも何かと役に立つ古典的データになりうると思う。

 

これまでの最高値が1540 Bq/kg というべらぼーな高い数値になっていることは、以前にもこのWINEPブログで報告した。

     

現場を見ていないので、今回のもち米はどういう場所で作られたのか分からない。しかし、「もち米」の品種は概して低温環境ストレスにつよい。乾燥ストレスにも強い。しかし、収量性がかなり低いので、土壌条件が悪い水田や畑で捨て作りに近い作り方をされているところが多い。
     
  ここも山林からの涌き水
(脇水)を中心とした、浅水灌漑で、灌漑に関しては手塩にかけない作り方をしているところではないだろうか。そうだとすれば山林からの脇水の高濃度の放射性セシウムを水耕栽培的に掛け流していたことになる。

 

以上のことは、あくまで小生の想像なので、朝日新聞記者は現場の農家から良く聞き取り調査をしてもらいたいものだ。こういうところに大学の研究者が、突然のこのこと出かけると、よほどの信頼関係がないと警戒されるので、本当の話がなかなか聞けないからである。
     
            
表1

 

 基準超え農家  
           注:赤字は1000Bq/kg以上 を示した農家の値 。 
     福島県農業総合センターのホームページのデータから作表しました。

 
(森敏)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

秘密

トラックバックURL
→http://moribin.blog114.fc2.com/tb.php/1360-cc09276e