2011-12-12 12:38 | カテゴリ:未分類

昨日、「ふくしま再生の会」が新宿の工学院大学であり、菅野宗夫さん(飯舘村農業委員会会長)による「飯舘村における原子力災害」と題する報告など7課題の報告があった。

 

ちなみに「ふくしま再生の会」はこの菅野さんの自宅(佐須地区)を根拠地にして、除染等の多様な活動をしている。菅野さん本人とそのご家族はずっと避難生活を続けている

 

個々の報告の内容はいずれ「ふくしま再生の会」のネットで公開されると云うことであるのでここでは省くが、以下に、菅野さんとその奥さん千恵子さんの叫びの、ごく一部を順不同で紹介したい。(小生の記録が間違っていたらごめんなさい)
  

   

・(原発事故以降は)“生き甲斐”を求めての1年であったなー、と思います。
   

・食べるものがつくれない(土地になってしまった)。
    

・(計画的避難を伝えにきた役人には)「(この地で)心やすく深呼吸ができますか?」と詰問しました。
   

・農家は職を失った。希望がない。いまは「生かされている(という感じの)」避難生活だ。
  

・「見守り隊」が自分の家の財産を守ってくれていることが心の支えになっている。
 
・ (放射能汚染で来年の田植えができないことがわかっていても)田んぼの雑草を刈るのは、放火による火災が恐いからだ。もちろん2-3年も多年生雑草が増えると田んぼの機能が維持できなくなるからではあるが。。。。
         

・何十年も掛けて、営々として(松阪牛に対抗して)築き上げてきた「飯舘牛」のブランドが、原発で一瞬にして消えてしまった。ブランド消失の補償は一切ない。
      

・本当に、”生き甲斐”を奪われました
       

・じいさん・ばあさんはこれまでの「自然という何百畳での生活」が「1-2畳の仮設住宅」に閉じこめられてしまいました。
      

・高齢者は2階建ての借り上げ住宅に入れない。階段の上り下りが危ないから。
       

・「じいさん・ばあさんはあぶないから外に出るな、隣に迷惑だから大声を出すな」という(拘禁)生活です。
       

・東電は、これまで国を支えて一生懸命頑張ってきた世代のじいさん・ばあさんに、まず謝ってほしい。そのあとで、「もの」と「心」の支援というのが筋でしょう。
      

・個人には「人間としての尊厳」というものがあるでしょう、くやしいなー!!
      

・汚染が3-10マイクロシーベルトの処は国でダメならダメだと早く伝えてほしい。これ以上耐えることができない
       

・放射能汚染が低いところは避難解除が決まった。住民を帰還させてから、これから除染する? これってヘンじゃないですか? 順序が逆でしょう!
      

・「生き甲斐を感じさせる」生活支援をしてもらいたい。
   
       
  
(森敏)
      
付記:「ふくしま再生の会」のホームページはWINEPブログにリンクしていますので、飛んでください。
      
追記:「ふくしま再生の会」 に集会当日の詳しい報告が載りました。(12月14日)。ぜひアクセスしてください。
 

秘密

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