2011-11-05 04:47 | カテゴリ:未分類

名産あんぽ柿(渋柿を硫黄で燻蒸して乾燥させる独特の製法)の原産地がセシウム汚染で出荷停止になって窮地に立たされている。

 

  製品になったあんぽ柿は半ば乾燥させるので、放射能が濃縮されて生体重あたりの放射性セシウム値が高くなる。これは、生茶よりも乾燥させた荒茶の方が放射能を濃縮されてセシウム値が高くなるのと同じである。

 

  こういう目前の課題解決型の問題に国や県の果樹試験場は当然取り組むべきであるのだが、果樹の除染のための研究をやっているのだろうか。聞こえてこないのだが。

  来年の柿の実に放射能を移行させないためには、

1.あんぽ柿の樹体を1本1本ごしごしと洗浄すべきなのか?
 
2.柿は葉が散るので、落葉を掻き出せば何もしなくていいのか?

3.いったん枝切りをしたほうがいいのか?

4.汚染土壌の剥離はどの程度すればいいのか?
 
5.施肥はどうすべきか?
 
などの点について、現地の農家の圃場を借りて試験をすべきであろう。 もも、くり、なし、ユズなどについても来年に向けて同じ除染のための問題点を検討すべきなのである。
   
    
  

 「来年が見えない」“土や樹木の再生”農家切実

「除染できなければ来年も(放射性セシウムが検出されて)同じだ。先が見えない」。県が加工自粛を求めた本県ブランド産品「あんぽ柿」の損害賠償をめぐり、県北地域の農家が24日、東京電力との交渉に臨んだ。伊達市の会場を埋めた農家約100人が訴えたのは、賠償以上に農業生産の場を取り戻してほしいという、農民の切実な思い。しかし、東電は具体案のない説明を繰り返した。1年目の賠償金支払時期などは交渉で前進したが、生産資源となる土や樹木の再生はならないのか。原発事故から7カ月以上、農家の怒りは収まらない。
 この日の交渉では、東電の担当者が具体的な損害賠償の内容を示した。しかし、各農家からは「来年のために実を落としたいが、どこに捨てればいいんだ」「(樹木を洗浄するための)高圧洗浄機を一人一人に貸し出せるのか」など、来年以降の生産に向けた除染に関する質問が噴出した。伊達市の曳地重夫さん(62)は「除染方法が一番大事。示されないと安心して作れない」、国見町の女性(59)は「先が見えない。このまま辞める人もいるのでは」と憤る。
(2011年10月25日 福島民友ニュース)


(森敏)
 
追記:ついに普通の柿からもセシウムが検出された! 
        

柿から規制値超セシウム=福島県

福島県は8日、同県南相馬市で採取した柿から、食品衛生法の暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)を超える670ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。県内で干し柿以外の柿から規制値を超えるセシウムが検出されたのは初めて。
 県は同市や生産農家などに出荷自粛を要請した。(2011/11/08-19:15jijikom

 


 

秘密

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