2011-10-26 16:27 | カテゴリ:未分類

  水産庁のホームページには膨大な魚の放射能汚染測定値が次々と報告されている。
    
  最近発表されたデータで放射性セシウム濃度200ベクレル/Kgのものを列挙すると以下の通りである(産地は太平洋沿岸である.興味があるかたは水産庁の原本を見ていただきたい)。
 
 56月当初はコウナゴなどの小魚が圧倒的に高い数値を示したが、現在の汚染は次第に沿岸海底魚(カレイ、ヒラメなど)と中型魚(スズキ、タイなど)に移りつつあるようである。食物連鎖による濃縮が始まっているのだろう
    
  河川の淡水魚(アユなど)は依然として高い値を示している。測定限界以下の濃度といえども、森林から河川へ流出し続けるセシウムの川藻などへの取り込みが続いているものと思われる。それをアユが食べるからである。
         
  水産庁は、消費者が接する店頭の魚屋さんのものを直接測定するほどの余裕がまだないのだろう。しかもなぜか測定が遠海魚(イワシ、カツオ)までにはまだ及んでいない。

         

  その点につけこんでか、「グリーンピース」が店頭の魚を、しかも遠海魚を中心に測定結果を発表している。
       
  水産庁もそろそろ店頭の魚を抜き打ちで測定すべきかもしれない。
  

 

  放射性セシウム
公表日魚種などBq/kg
10.14マコガレイ205
 ワカサギ350,  410,  410
10.11ヒラメ250
 アイナメ230
 マコガレイ250
 スズキ260
 シロメバル730
 コモンスカベ217,  270
 ウスメバル380
10.5スズキ204
 マコガレイ204
 コモンスカベ720
 ウスメバル520
 マコガレイ240
 コモンスカベ270
 イシガレイ230
 アイナメ260
 スズキ321
9.28マトウダイ380
 ヒラメ220
 ニベ240,  229
 スズキ200
 マコガレイ480
 メイタガレイ250
 ババガレイ1140
 コモンスカベ290, 980
 アイナメ1680
9.21マトウダイ220, 300
 マコガレイ440
 ニベ390
 コモンスカベ510,  1560
 クロソイ2190
 エゾイソアイナメ1770
 ウスメバル950
 イワナ563
 アユ1120, 780
9.14ヒラメ1610
 スズキ670
 シロメバル2200
 コモンスカベ1100
 ウグイ741
 ワカサギ650, 222
9.7アユ650
 アイナメ204, 204
 イシガレイ209
 ヒラメ290
 コモンスカベ600
9.5エゾイソアイナメ540
9.2アユ201
    
水産庁測定データを加工したものです(赤字は暫定基準値の500Bq/kgを 超えたものです)       

  

プレゼンテーション1---
  
  




(森敏)

追記1:以下は福島県の11月3日の独自発表です。

アイナメなど魚類7点から基準値超セシウム

県は2日、海域と河川、湖沼、養殖の魚介類49種類109点の検査結果を発表、いわき市藤間、久之浜の沖合で捕獲された魚類7点で国の暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出された。
 基準を超えたのは、両沖のアイナメ(770ベクレル、1050ベクレル)、藤間沖のイシガレイ(1180ベクレル)、久之浜沖のクロソイ(1420ベクレル)、両沖のコモンカスベ(780ベクレル、1260ベクレル)、久之浜沖のヒラメ(610ベクレル)。市場には流通していない。
(2011年11月3日 福島民友ニュース)






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