2011-08-29 12:38 | カテゴリ:未分類

 

これまで(2011.8.29.現在)の新聞発表では以下の4か所でお米の放射性セシウム(Cs)が微量に検出されている。規制値500Bqにくらべれば濃度としては全く問題にならないのだが、今後のお米の汚染防止対策にとって積極的に活用すべき有用な情報であると思う。

 

千葉県白井市 47Bq/kg (品種コガネモチ)

茨城県鉾田市 52Bq/kg(Cs134 23Bq/kg, Cs137 29Bq/kg)

福島県二本松市 玄米 22Bq/kg(Cs134 10Bq/kg, Cs137 12Bq/kg, 白米で不検出)

千葉県市川市 46Bq/kg

 

今後のお米の放射能検出情報は、正確を期するために、以下の内容に関して規格化して発表してもらえればありがたい。取材記者たちには特にお願いしたい。
   

1.農家が使ったお米の品種はなにか?

2.発表されたセシウム値は白米か玄米か?

3.Cs134Cs137の個々の値は?

 

県の側には、できれば
   、

4.その当該水田の放射線の空間線量値

5.水田土壌自身の放射線値

 

も併せて発表してもらいたい。

    

  県の農業試験場は、これらの農家から栽培歴を詳しく聞き出してどういう栽培条件がお米のセシウム含量の増加につながっているのかを、想像をたうましくして見出してほしい。そして、来年以降には、セシウム吸収抑制栽培指針を策定して、放射線値がゼロになるように積極的に推進してもらいたいのである。
 
 

  小生が文献的にこれまで紹介してきたように、セシウム吸収抑制栽培の基本は
   

1.カリウムの多投

2.硫安などアンモニア系肥料の減肥(代わりに被覆肥料の使用)

3.節水栽培(湛水を続けない)

4.セシウムを吸収しにくい品種の使用
5.バーミキュライト、大谷石などのセシウム吸収抑制剤の添加

である。    

 

WINEPホームページ

http://www.winep.jp/news/139.html

にセシウム関連の文献集を載せているのでぜひ参照してもらいたい。

     

    

(森敏)

秘密

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