2011-08-21 08:41 | カテゴリ:未分類

  予想されていたとはいえ、ついに、東電福島原発から北方80kmもある角田市でイノシシが大量の放射性セシウム汚染していることが実証された。海洋でコウナゴ汚染から始まって大型の魚に汚染が拡大しているのと同じように、陸での野生動物への放射性セシウムの食物連鎖が始まっている。 

 

仮に人間の大人の場合と同じように、イノシシのセシウムの体内半減期が数十日としても、イノシシは最もセシウムの移行係数が高い(0.5-1)キノコや高濃度セシウム汚染雑草そのものや汚染土壌そのものを食べ続けるので、まだまだ放射能の吸収(摂取)と排出(糞尿)が代謝平衡になるまで、筋肉の放射性セシウム濃度を上げていくのではないだろうか。

 

イノシシ、サル、クマなど大自然の野山を広範囲に駆け巡る野生動物や野鳥に<30キロ圏内への隔離バリケード>があるわけではないから、彼ら自身がケモノ道を通して糞尿で放射能汚染を拡大し続けることになる。このままだと濃厚汚染地帯から低い汚染地帯に向かって放射能は際限なく拡散していくはずである。

  

つまり放射能が生き物の間を深く静かに<潜行拡大>している。数年後になって調べて見れば、おそらく水銀やダイオキシンのばあいと同様の生物濃縮パターンを示すことになるだろう。
   

 

イノシシの肉から放射性セシウム検出…宮城

宮城県は19日、県猟友会の会員が捕獲したイノシシの肉から、暫定規制値(1キロ・グラムあたり500ベクレル)を超す1キロ・グラムあたり2200ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。

 イノシシ肉は市場に流通していないが、県は野生動物の食用摂取を控えるように呼びかけている。発表によると、イノシシは7日に同県南部の角田市で捕獲され、同会が16日に検査機関に検査を依頼した。イノシシは通常、土中の虫や畑の作物を餌にしている。(20118192309  読売新聞)
 
 
(森敏)

 

秘密

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