2011-08-06 23:15 | カテゴリ:未分類

   

  森林内の放射線量を測定するためと、沢のヘドロ(低質)の放射線量を知りたくて、飯館村にある 「村民の森 あいの沢」に踏み込んでみた。
 
 

  人ひとりなく森閑としており、湖面は静謐であった。ここはおそらく毎年子供たちのキャンプ地でにぎわっているはずのところである。
 
  沢の入口の
ベンチには男女の木像が仲良く並んで腰かけており、作者の字が読めないのだが 「会ひたくて 逢ひたくて 踏む 薄氷」という俳句がまだ新しい金文字で刻まれている湖面の石碑に対していた。冬は湖面が凍るときがあるのかもしれない。
  

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木製の男女の目の前にある、もたれあった石には
「会ひたくて 逢ひたくて 踏む 薄氷」
という句が。

       
   

  鳥も飛んでいない。魚も見えない。

        

  湖のヘドロ(低質)の放射線量は10.92 μSv/h であり、林内の落ち葉とほぼ同じとてつもない高線量であった。
     
 
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 湖面の境界のヘドロは10.92μSv/h !!   

  
     
 林内はフィトンチッドの<森林浴>の気分ではなく、一時もいたたまれないまるで<放射線浴>であった。

        

  残念ながらこの今や「死の沢」となった「村民の森 あいの沢」を修復することは不可能に近いと、ため息が出た。

            

  なぜか、不覚にも涙が出ると同時に、怒りが込み上げてきた。

          

       

(森敏)

 

 

秘密

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