2011-08-01 14:34 | カテゴリ:未分類

  

菅直人総理は広島と長崎で、反核ばかりでなく、ぜひ脱原発を世界に向けて高らかに呼びかけてもらいたい。

     

広島長崎の被爆者達が反核から脱原発に舵を完全に切り切れていない中で、日本の総理が先陣を切って脱原発を世界に向けて呼びかけることに、何の躊躇がいるだろうか? 

    

これまでの日本の自民党政権での歴代総理は広島長崎の原爆記念日におずおずと出席したはいいが、世界に向けて反核さえ口に出せなかった。いまだに日本の防衛はアメリカの核の傘の下にあるからである。

    

しかしオバマ政権は明確に核軍縮を打ち出して、ロシアと共に核弾頭削減を行っている。地下核実験を行ってはいるが、広島長崎の反核の精神は戦後65年にしてすこしずつとはいえ軌道に乗っている。

     

これに比べて脱原発運動は、1979年のスリーマイル原発事故、1986年チェルノブイリ原発事故以降も、未だに軌道に乗っているとは言いがたい。人類は核を制御できるという希望的観測が被爆者の意識の中にさえ潜在しているからである。もちろん被爆者でない我々には、過去60年の間は、核エネルギーの平和利用は大いなる希望でさえあった。

    

3月11日の地震津波による連日の東電福島原発の暴発は、そのわれわれの核エネルギー開発に対する信頼を粉々に打ち砕いたのである。

   

どうせ居直った菅直人である。民主党内外の喧噪を越えて、菅直人は、この世界が注目する8月6日(広島)と8月9日(長崎)の原爆記念日という連日のチャンスを生かさぬ手はないだろう。ドンキホーテと云われても良いではないか。これらの原爆記念日は世界が日本を見ている数少ない年中行事なのだから。

     

     

(喜憂)
  
追記:8月6日の菅総理の広島での原爆記念日の演説は、じつに失望ものだった。無味乾燥とは言わないが、脱原発の情熱が少しも感じられなかった。自分で書いた草稿ではないのだろう。長崎では気合を入れてほしい。(8月7日記)

秘密

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