2011-07-30 12:12 | カテゴリ:未分類

  先週の土曜日に、兵庫県の芦屋市宮川小学校5,6年次の同窓会があった。男女あわせて15名の出席であった。あらかじめ司会者のN君に放射能・電気・再生エネルギーに関する3人の専門家が指名されて10分ぐらいずつしゃべることになっていたので、話のあとの会話はほとんどが原発の議論に終始した。80歳になる恩師古藪先生は、「専門家が素人にわかりやすく話すのは難しいのだろうが、、、」とやんわりと説明の下手さを批判をされていた。

    

S君の話では脱原発に移行するにしても、日本では、地熱は温泉業者と対立し排水処理が大変、日本では風向風力は安定しない、水力は開発しつくされている、現在の太陽光発電はとても採算が合わない、海流・潮汐・海の高低温度差発電の開発は中断している、と悲観的だった。S君は長らく自宅で太陽光発電を多掛けている。


 
  脱原発で電気料金が高くなるようだと、企業が海外に出ていくので、下請けの仕事がなくなるという、切実な個人企業主の声もあった。

  

出自が広島県のY君は「広島長崎の原爆の惨事を差し置いて、何がいまさら福島原発放射能汚染じゃ!」と憤懣やるかたない様子でわめきまわっていた。広島の爆心地で被爆した奥さんを持つA君が来ていたらどうなっていたか。A君は塾の講師で、当日土曜日はかきいれどきなので、ということで欠席だったのだが。

 
  場所を変えた2次会でも議論が続いて、おかげで、参加者各人のこの一年間の生活の自己紹介の時間が全然無かった。

   

どこでも今年の同窓会はさまがわりしているのではないだろうか。
 
    わが世代の年寄りたちには、これからの若い世代に対して女子サッカーの「なでしこジャパン」のような明るい日本(NIPPON)の展望が示せない、という悲観的な気持ちが強い。
     
  
     

         

(森敏)

      

付記:先ほど、窓の外の桜の木で何かが鳴き始めた。1分ぐらいしてからじーじーがみーんみーんという明確な声に変って行った。ミンミンゼミの到来である。猛暑の中にも秋が忍び寄っている。

秘密

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