2011-07-28 05:36 | カテゴリ:未分類

   

  東電福島原発発の放射能による土壌汚染に関しては、その有効な除染方法が、汚染地住民は無論のこと、日本中の多くのひとびとの関心事になっている。

      

  原発処理の工程表の第一ステージが何とか終了したので、政府によれば、避難勧奨地域などの一部を解除する動きがあるようだ。住民を家に帰還してもらえる段階に達した、だから次のステップは、風評被害に耐える農作物の対策、すなわち田畑の除染だということらしい。

        

  しかし、物事はそんなにとんとん拍子にはいかないだろう。そんなことが可能ならば、チェルノブイリ住民はとっくの昔に郷里に帰還できているはずである。

               

  家屋や居住敷地周辺の居住空間のみに関してでも、放射能の除染は、難題である、ましてや森林や田畑の除染となると、並大抵ではない。超難題である。

        

  朝日新聞(7月26日夕刊)ではこの放射能汚染した土壌の除染に関して、県立福島高校(福島市)と県立安達高校(二本松市)の科学部の生徒たちが、熱心に取り組んでいるその試行錯誤が紹介されている。

   

1.   粒子の表面を洗浄して土を再生させる方法

2.   放射線の遮断に有効な物質は?

3.   表土についている放射性物質を吸着し取り除く物質は?

などなど。

   

  「土壌の放射能除染」こそは、高校生たちにとって郷土に降りかかった最難度の研究課題だが、これこそ非常に分かりやすい「課題解決型」の課題だ。まだどこの大学の研究者も企業も解決できていない課題である。
    
  高校生たちには現地汚染土壌で挑戦できる有利さを生かして、ぜひその若さでしかできない奇想天外な発想で応用可能な様々な解法を見出してもらいたい。

            

(森敏)

秘密

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