2011-07-24 07:15 | カテゴリ:未分類

  
窓枠-- 
(写真1)窓枠の放射能
(濃い黒い点々がミクロン単位の放射性降下物の像である)
toi.jpg 
(写真2)雨どい周辺のベランダの放射能
(濃い黒い点々がミクロン単位の放射性降下物の像である)(上の2枚のBASの写真撮影は東京大学特任准教授中西啓仁氏によるものです) 
              

    3月中旬の東電福島原発の爆発以前から5月中旬まで、文京区の本郷3丁目付近のマンションの6階の我が家の北の窓は締め切ったままだった。

          

    そこで、今から1か月前に窓の外のベランダに出て、窓枠のほとんど見えない埃(ほこり)を一本のセロテープにはりつけてはがしとってみた。

        

    ついでに、ベランダのコンクリートのたたきから雨が流れ込む雨どい周辺の埃のも3か所ぐらい同じく全部で3本のセロテープではがしとってみた。

       

    これらのテープを放射線に対して感度の良い富士フィルムのBASに約1か月感光させてみた。

        

    予想通り、写真1、写真2のように、放射能が目に見える形で検出された。すでに原発の爆発以降2か月半が経っているので、ヨウ素131は減衰しており、放射能の主成分はセシウム137とセシウム134と思われる。実際の埃の大きさは0.5-1μm(ミクロン)といわれている。

       

    東電福島原発から約200kmのわれらがマンションにも、ちゃんと放射性降下物が飛来して窓にくっついたりベランダに落ちているわけである。 

        

    このサンプルを採取した当時はガンマ線量計が使えなかったので、当時の放射線量が測定できなかったのが非常に残念だが、本日現在の放射線量の測定値は0.04μSv/hである。

             

  それにしても、マスクをしないと、これらの埃(ダスト)を我々は確実に吸入していた(現在も吸い込んでいる?)ことになる。

          

    実は東京よりもはるかに空間放射線量値が高い1μSv/h以上である福島市内では、今ではあまり市民がマスクをしていない。その慣れにはちょっと驚いている。

      

         

(森敏)
     
追記:東電福島原発から飛散してきた放射性降下物そのものの放射能像を撮影したのは、これが最初のはずです。(2011.7.25.)

秘密

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