2011-07-19 20:59 | カテゴリ:未分類

      

東電福島原発の対策に追われている原発現場の最高幹部と称する、一人の人物の証言が、週刊朝日の「新工程表はでたらめ」というタイトルの記事で紹介されている。やっぱり、という内容である。

     

       

「:::::(福島原発)現場と(東電)本社は、衝突ばかりです。ある本社幹部は、情報公開を巡ってこんなことを言っていました。

そんな情報が保安院や政府にわかると、大変なことになる。(問題が)ますます拡大するじゃないか
そして最後には、

『私の立場や出世はどうなるんだ。君はわかっているのか!』:::::」

      

そして

『今国民に公表されている情報は現場から本社に上がる情報の10%、いや1%くらいかもしれません。』

とも述べている。

     

要するに、毎日の定例の記者会見では“東電流”の情報操作が毎日行われていて、それが国民に無批判に提供されているということを述べているのである。このようにして現在、国民は東電の<大本営発表>に飼慣らされ続けているのである。

     

原子炉の冷温停止に向けての作業を妨げる一番の要因はやはり「汚染水」だ。超高濃度放射能が原子炉から漏れ続けているので、被ばくを恐れて作業員を原子炉建屋周辺での修復作業に十分に集中させられない。そのことが全体としての原子炉冷温停止への作業を遅延させている、ということである。
 
毎日原子炉内で発生している核反応生成物はガスとして大気へ、原子炉漏水として原子炉の下にたまり続けている。実は、まだどの原子炉も制御可能までいつ果てるともわからない段階なのに、<デタラメな工程表>を東電は発表しているというのである。

        

やはり、東電は原子炉補修対策の実態を明らかにしたくないがゆえに、高濃度放射能汚染水の実態に対しても、情報操作を行っていて、国民に対して矛盾する攪乱情報を毎日発信続けねばならないのである。原子炉補修や高濃度放射汚水の除染に対して、その技術がまだまだ伴わないのに、実に拙速な政治主導の工程表が発表されているのである。「1-4号機はどれも危ない」、とこの人物は述べている。 

   
この東電による宣撫工作をやめさせるためには、
メデイアの記者達が、放射能を恐れずに、原発の現場に直接アクセスして、国民のために事実を目で見て取材して伝える必要がある。事態が東電が言っている通りに進行しているのかどうか、を確かめることである。
   
現状では、避難区域だとか、高濃度汚染区域だとか言って、東電と国が周辺を囲い込んで国民を東電福島原発に近寄らせないことが、一方的に甚大な加害者であるにもかかわらず、東電の驕(おご)りをますます助長しているように思う。

  
               

(喜憂)

秘密

トラックバックURL
→http://moribin.blog114.fc2.com/tb.php/1186-bb084c20