2011-07-18 08:42 | カテゴリ:未分類

       

かつて、公害企業は台風のどさくさに紛れて、ため池や廃液貯留槽が決壊したと称して重金属や化学物質や発酵残渣で汚染された排水を、ここぞとばかりに放出した。古河鉱業による渡良瀬川の銅汚染はその初期の公害の典型例である。海岸線に立地した多くの化学企業や食品関連企業では1960―70年代にそれをやらなかった企業はないくらいである。

     

巨大台風6号が接近している。東電福島原発は破壊された建屋がいまだに丸裸で暴風雨高潮に対してまだ無防備である。いまだに高濃度汚染水の処理ができていない。台風が来れば、地上の表流水ばかりでなく、地下水量も膨大に増えるだろう。それが何らかの契機になって、原子炉建屋に貯留している高濃度放射能汚染水を海洋側に洗い流す恐れがある。

      

そうなったときには、東電は自然災害に抗しきれなかったというだろう。絶対に東電にはそんなことをさせてはならない。

        

この企業はまったく信用できないから、何でもやりかねない。

      

誰か第3者の機関が台風襲来時に、東電福島原発現地で何が起こるかを詳しく監視してほしいものだ。一般人や報道陣がここに入れないことが、東電の汚染水対策に対する不信感を募らせている。 漁民は台風一過まで東電福島原発には一寸たりとも目を離せないはずである。
    
それにしても、政府の原子炉冷却までの工程表の中には、台風の<た>の字も入っていないのではないか。破壊した建屋に大型台風が襲来するなんて想定外だったと、まさか言わないでしょうね。
    

      

(喜憂)

秘密

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