2011-07-17 18:00 | カテゴリ:未分類

  

  あまり農水省のやるべきことに口を挟みたくないので、黙っていたのだが、現在肉牛の稲わら給餌による、牛肉の放射能汚染が問題になっているが、今夏収穫した麦わらの行方がはるかに問題だ。

   

  さきのWINEPブログでも紹介しておいたが、ムギの種子が汚染されていることが、すでに、ひたちなか市、つくばみらい市、行方市、東海市などで茨城県の調査で判明している。幸い出荷基準値の500ベクレル/kg以下ではあるのだが。

   

  その後、他の福島近県ではまだ全く発表がないが、当然ムギの種子ばかりでなく、麦わら等の放射能汚染を調べているはずである.
 
  ムギ種子放射性セシウムの含量は麦わらの10分の一か100分の一の間のはずであるから、5000-1万ベクレルの汚染ムギわらがあちこちに存在する ことは優に予測できる。今回の稲わらの場合のように、麦わらに少しでも土が付いていたら、異常に高い数十万ベクレルという数値が検出されるだろう。
 
  麦わらの使用に関しては、あらかじめ行政側からの警告がなかった様子なので、放射能汚染麦わらを牛や馬に食べさせたり敷き藁にしたりしている農家は多いのではないだろうか。
     
  そうでなければいいのだが。

     

         

(森敏)

 

付記:飯舘村を車で走ると、麦を収穫せずに畑に放置して、避難していった農家の麦畑が見受けられた。きっと高濃度に放射能汚染しているだろう。これを種子と麦わらに分けて放射能値を測定すれば、そのデータから種子と麦わらの放射能汚染比率がわかるだろう。だから種子だけ分析した各県のデータにその比率を掛ければ、稲わらの放射能汚染値のシミュレーションができるだろう。
 
追記:福島農業総合センターのデータを見ると、体表面の放射能が9000cpmにも汚染されている牛が見つかっている。この高濃度は明らかに、原発から飛んできた空気汚染では起きえないものである。高濃度に汚染された稲わらか麦わらを、牛舎の敷き藁に使ったからに違いない。(7月18日23時記)

秘密

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