2011-07-14 06:58 | カテゴリ:未分類

 

防波堤工事で汚染水漏出する可能性 福島第一原発

 東京電力は11日、福島第一原発の防波堤の補強工事のために、防波堤の内外を区切って汚染水の拡散を食い止める水中カーテン「シルトフェンス」を3カ月で36回ほど開け閉めすると発表した。鉄板を打ち込む作業で船が往来する必要があるためという。

 防波堤内には1.2テラベクレルの放射性物質が残っているとみられ、放射能汚染水が海に流れ出る可能性があるが、開け閉めの時間は限られており、さらに外側にも防波堤があることなどから、東電は「周囲への影響は少ない」としている。すでに地元自治体には計画を通知しているという。

 防波堤の南側の一部が、津波で壊れており、漏れ出すのを確実に防ぐため12日から9月下旬にかけて鉄板を打ち込む。防波堤の内側と外側を区切る水中カーテンを1回につき2時間、計36回開ける必要が出てきた。東電は、影響は近海の放射能濃度に変化は与えない程度だとしているが、今後、周辺の海の調査回数を増やして確認するという。(杉本崇)

   

吸水口のシルトフェンスの外側の防波堤には大きな開口部がある。これはGoogleで地図を拡大すればわかることである。吸水口のシルトフェンスをはずせば高濃度汚染水が外側の堤防に流れ込んで、その開口部から海に流れ出すのは目に見えている。東電は幼児でもわかる汚染の海洋拡散案を提案している。
  

東電は「周囲への影響は少ない」と言っているようだがなぜそう言えるのだろう。セシウムだけは海中で拡散しないとでもいうのだろうか?
 

東電のこの盗人猛々しいやり方は、「原子炉冷却のためには大量に出る冷却水の海洋汚染は仕方がない」というこれまでとってきた論理の延長線上にある。
 

吸水口に漏えいしたこれまでの1.2テラベクレルという高濃度汚染水は、現在設置中の浄化システムに吸いあげて、浄化するのではなかったのか。排水口に沈めた1トンのゼオライトのセシウム吸着効果はいったいどうなっているのだろう? いまだに何の報告もない。単なる汚染防止対策やっているふりをしたショウだったのか?
 

東電は国民を健忘症だと思っているのではないか。
 

海洋汚染対策に関してはその都度いうことがくるくる変わっている。まったく油断も隙もならない。実に不誠実である。保安院はこの計画を許すつもりなのだろうか? 漁民には真の工事の工程が詳細に報告されているのだろうか?
 

「今後は一滴たりとも汚染を海に流させない」と豪語したのは、細野豪ではなかったのか? 原発事故担当大臣よ、しっかりしてほしい。東電ペースにはまらないでほしい。マスコミも。
 

マスコミの現地記者は科学的に強靭であってほしい。漁民は東電区域には立ち入りできないので、現地での実態が監視できないのだから。

    

(管窺)

秘密

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