2011-07-13 10:05 | カテゴリ:未分類

    飯館村で車をゆっくり転がしていると、以前にもこのブログでも紹介した 農水省・福島県・飯館村(実施機関 福島農業総合センター)によるヒマワリの実験圃場が道路わきに見えた。まだ花が咲いていないようだ。そのすぐとなりの民家の圃場はヒマワリがすでに満開である。早く植えたのだろう。

  
  
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これはヒマワリによる放射性降下物を植物によって収奪(ファイトレメデイエーション)しようという目的の実験圃場である。

        

実験圃場には、大きな看板が立てられており、圃場は道脇に設置されており、住民への宣伝(デモンストレーション)をも兼ねているのだろうから、車をとめて、土手を降りて無断で観察させていただいた。

     

圃場は、畝の立て方が区々で、ヒマワリの大きさも区々で、ヒマワリの栽植密度も区々なので、さまざまな実験計画に従って実験がなされているようである。
  
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 生育にかなりのばらつきがある。均一栽培するのが難しそう。
 
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かなりの密植部分(株間10センチくらいか?)もある。
これぐらい蜜植にしないと、根の表面積が確保されないかも知れない。

    

ためしに、ヒマワリ畑の横の畝たてされていない土壌の表面の放射線量を調べたら5.28μSv/h であり、畝を立てた畑の畝の表面の放射線量は3.41μSv/hであった。耕して畝を立てると明らかに土壌の表面放射線量が低下していた。
   
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畝立てすると土壌表面放射線量は 3.41μSv/h。

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畝立てしないと土壌の表面放射線量は 5.28μSv/h。 

 

当たり前のことだが、東電福島原発から降下した放射能は土壌のごく表面に薄く(多分1センチぐらい)しか分布していないのだが、耕したので、放射能の土壌濃度が均一になってしまって、土壌の表面に分布する濃度が低下したのである。

    

土壌を耕すことがヒマワリの根からの放射性セシウムの収奪にとって、よかったかどうか、8月ごろの収穫後の測定結果待ちである。


      

(森敏)

秘密

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