2011-07-11 01:15 | カテゴリ:未分類

   

  理系文系を問わず、さまざまな国内学会が、東電福島原発爆発による放射能汚染を契機に、そこから発生してきたさまざまな分野の課題に強い関心を示しはじめている。汚染地を如何に修復すべきか? 福島経済を如何に復興すべきか? 原発から自然再生エネルギーに如何に切り替えるべきか? 避難は? 子供の健康は? 牛は? 野生動物は? 水は? 空気は?  などなど、などなど。

   

  そういうことに関連する国内学会は、ぜひ福島県で学会を開いてもらいたい。 

     

  今後は関連の国際学会なども理事会に働きかけて、ぜひ福島で国際学会を開催すべく、誘致してもらいたいものだ。

     

  各種学会の開催地はJR新幹線沿線の新白河、郡山、福島など、福島県内なら温泉地も含めてどこでもいいだろう。ただし福島県内で。

       

  学会の主催者としては福島県内の国公私立の大学が望ましい。学会主催のための雑務は大変な作業だが、これらの大学が主催者を名乗り出て、ぜひ開催を呼びかけてもらいたいものだ。 もちろん国や学術会議や自治体や企業の基金などからの応分の資金的な強い支援がないと、国際学会などはとても実行できないことは承知で提案するのだが。とてもじゃないが、いい加減に気分的にへこんでいるであろう、これらの大学の教員には大変な負担を強いることになるだろう。だが、あえて提案したい。
  
    国は福島県を 国の内外の <学会特区> に指定するといいだろう。

      

  これらの学会は、学会の前日か後日に放射能汚染地域のバスツアー見学をかならず企画するのである。その目的は、

第一にもちろん東電福島原発による放射能汚染と、ゴーストタウンと化した村落の現況を学会参加者によくみてもらうことである。  

第二に、学会参加を大義名分にして、全国・全世界から人を継続的に組織的に福島県内に呼び込み、福島経済を活性化することである。

この二点である。

 

  一般的に国際学会には、開催期間中の中一日はexcursion(見学旅行日)が組みこまれているので、その日はバスツアーでぜひ福島原発30キロ避難区域圏内にも入って(もちろんそこに入るにはどこかの公的許可が必要なのだろうが、そこら辺の権限を現在誰が振るっているのかよくわからない)放射能汚染地の現状を、1日中現地観察したり、放射能測定したりするのである。

 

  そういう企画をするためには、ツアーの休憩地点に指定された汚染地は完全に低レベルまでに放射能を除染しておく必要があるだろう。休憩地点の施設としては自治体などの所有する共通のレストランや保養施設がいいだろう。もちろんそこは、徹底的に、自治体が音頭を取って、除染するのである。復興目的をもってすれば、人工的な建物周辺の一区画をかなり除染することは、不可能ではないだろう。

 

  現に、伊達市の市長は音頭を取って、何年かかっても市内全域の除染を行うと宣言している。きわめて大胆な試みだが、考えるよりもまず実行することだと思う。また、かなりの汚染区域でも、市の施設が周辺を除染して現に営業を続けているところもある。
     

  「参加者を放射能汚染の危険にさらすのか!」 と識者には非難されそうだが、それぐらいの火中の栗をひろう気持ちがなければ、研究者として本物ではないだろう。
    
  小生の経験ではバスや自家用車の中の放射線量はバスの外の約
3分の一以下であるはずだ。

    
        

(森敏)
  
追記:と思っていたらさっそく、新白河駅の家畜改良センターで、日本学術会議農学委員会・食糧科学委員会などが主催する公開シンポジウムの案内が舞い込んできた。
 

 口蹄疫、高病原性鳥インフルエンザ等の
     危機をのりこえるために

http://www.nlbc.go.jp/

この講演会では「放射性物質と畜産」という特別講演も企画されている。 


秘密

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