2011-07-07 11:54 | カテゴリ:未分類

提案13:津波被災地に、炭と石灰を

 

 

先日、高知の丹中山(たんちやま)というところにある坂本龍馬の先祖の墓(現在は公園になっている)にお参りしてきた。その時現場で偶然、高知の<イゴッソウ>の典型みたいな、前田秀徳という写真作家にお会いした。

 

高知龍馬空港で彼の『龍馬、原点消ゆ!』という分厚い写真入りの著書を買った。その中に興味ある記述があった。前田氏が、龍馬の先祖の墓の土地開発業者による掘り起こしに11年間にわたって立ち会ったときに、これらの人々のお墓には、一基あたりトン単位の大量の石灰と太いが棺桶の周りにぎっしりと埋められていたということである。死体の腐乱防止と、脱臭のための2-300年前の当時としては最高の丁寧な埋葬の仕方だろうと前田氏は考察している。

 

    ところで、本WINEPブログでは、炭を東電福島原発暴発からの①放射能汚染水の放射能吸着剤として使うこと、また②原発からの汚染水が海流へ乗って拡散していくことを可視的に観察できるトレーサーとして使うことを提案してきたが、内閣府なのか保安院なのか原子力委員会なのか東電なのか、わからないが、当事者からは完全に無視されてきた。炭が火災を起こしたら困る、とかいう理由なのだそうである。

 

今回以下の記事に見られるように、炭が持つ効用としての脱臭効果が、津波による被災地住民の住宅地の悪臭を阻止することに役に立っていることが、報道されている。このように炭の持つ多機能はすばらしいことだと思う。全国の炭製造業者は組織的に社会貢献してほしいものです。(すでになされているのかも知れませんが)

 

又、石灰は安価であり、その高いpH により病原菌の蔓延を防ぐ能力があることは、牛の口蹄疫や鳥インフルエンザの時に大量に石灰が散布されることで国民には既知の事実である。津波で床下に持ち込まれた土壌の病原菌は住民にとって、大きな不安要因と思われる。石灰生産業者の組織的な社会貢献も切に望まれます。(すでになされているもかも知れませんが)

 

 

被災地へ炭を贈ろう 悪臭対策、兵庫・佐用「恩返しに」 2011.6.28.15:7

 東日本大震災の被災地へ消臭効果のある炭を送ろうと、神戸市のボランティア団体「被災地NGO恊働センター」が28日、2年前に豪雨災害に見舞われた兵庫県佐用町から宮城県石巻市に向けて竹炭約1トンをトラックで送り出した。

 佐用町では2009年8月の豪雨で1800戸近くが床下浸水以上の被害を受けた。悪臭と湿気に悩まされていたところ、センターの村井雅清(まさきよ)代表(60)の呼びかけで、岩手や宮城を含む全国60カ所から15トンの炭が佐用町周辺に届いた。床下に敷いた炭の消臭と除湿の効果はてきめんだったという。庵逧典章(あんざこ・のりあき)町長は「被災者から驚きと感謝の言葉が寄せられた」と話す。

 今回の炭は、佐用町の上月(こうづき)竹炭生産振興会が学生ボランティアらと一緒に焼いた。村井代表から協力を依頼された内海義隆会長は「困ったときはお互い様」と快諾し、2年前の支援に対する「恩返し」の気持ちを込めたという。同センターは全国のボランティア団体に炭の送付を呼びかけている。(茂山憲史)

 

 

(森敏)


追記:

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<写真は7月8日産経新聞からのパクリです>
気仙沼の悪臭でハエが湧く農地に殺虫剤を撒く。

秘密

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