2011-07-01 22:28 | カテゴリ:未分類

  

むぎのでーた   

  
  読者からのコメントで、茨城県農林水産部が
628日付けで、大麦(二条大麦、六条大麦、裸麦)種子の放射性セシウム含量を公表していることがわかった。これを見ると、全部の測定値が白米の出荷規制値である500ベクレル/kg以下である。精麦すると一桁は低くなるだろう。

  

  麦類に出荷規制値があるのかどうかわからないが、茨城県は一応安心して公表したものと思われる。まだ小麦のデータが出てこないのが不思議だが。
    
  しかし、福島・栃木・群馬・宮城県産の麦類に関しては、まだまだ予断を許さないだろう。

  

  このデータを地図上にプロットすれば、東電福島原発から30キロ圏外での茨城県方向への放射能の飛散の軌跡が、再確認できるのではないだろうか。

  

  過去の文献から考察すると、今回の大麦種子中の放射性セシウムは、大部分が種子のもみ殻にあたる長い野毛(芒)に付着した放射性セシウム粒子由来のものと思われる。芒も光合成をしており、そこから作った糖をカリウムと一緒に、多分師管輸送で種子に運び込むメカニズムがあるのであろう。しかしセシウムが種子に蓄積するときの詳細な細胞膜輸送のメカニズムはまだ解明されていない。(少なくとも小生は知らない)

    

(森敏)

 

 

秘密

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