2011-06-28 03:51 | カテゴリ:未分類

         

福島のがれき、8千ベクレル以下の焼却灰埋め立てへ 環境省は19日、福島第一原発の事故の影響で放射性物質が付着したおそれのある福島県内のがれきの処理方針をまとめた。汚染物質を除く設備を備えた焼却炉で処理し、焼却灰は放射性セシウムが1キログラム当たり8千ベクレル以下であれば埋め立て処分できるなどとしている

 同省は、今週中にも福島県に通知する方針。がれき処理を中断している市町村は、早ければ今月中にも処理を再開するとみられる。 (朝日新聞 2011.6.19.20:52

 

   今回の放射能汚染土壌に関しては、福島県民以外に多くの隣県の農家や市民が、ヒマワリなどで除染できないかと考えている。本NPO法人WINEPへのヒマワリ種子の提供要請者はすべて、この下図の赤色以外の地域の方々である。
   
  しかし、このかたたちは染土壌にヒマワリを植えたいが、放射能を収奪したその汚染ヒマワリを次にどう処分すべきかで悩んでいる。今回の環境省の決定は、それに対して一定の前進した指針を示しているとも考えられる。
   
   
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  asahi com からのパクリです

   

 

  上図でいう、赤い地区はまだ指針がないが、黄色い地区は、自治体が専用施設を持っていれば汚染がれきを焼却埋立してよい、としているわけである。あくまでも、焼却炉の排気口に放射能を吸着してくれるバグフィルターのようなものを装着している焼却炉の設置が大前提となっているのではあるが。

   

  だから、農家や住民が放射能汚染土壌にヒマワリなどを植えて、放射能を収奪したヒマワリの植物体は、空き地で乾燥保存するか、発酵させて容量を縮小させてから、焼却飛灰の除染装置を完備した自治体の焼却炉に持ち込めば良いわけである。

       

  だからこういう地域ではどんどんひまわりを植えて少しでも安心のためにファイトレメデイエーションをやって土壌の放射能を収奪すればいいのである。また、その前に雑草などを刈って、干し草にして、焼却炉に持ち込めばいい。今回の環境庁の決定では、少なくとも理屈では、こういう一連の安全安心のための流れが可能なはずである。
           
  放射能除去フィルターを装着し終えた焼却炉をもつ自治体は、これからはこういう便利な焼却炉ができましたよ、ということを住民に広報する必要があるだろう。持たない自治体は早くそういう焼却炉を設置すべきであろう。こういう焼却炉は安心安全のために必須である。
     
  焼却炉から最終的に発生する焼却灰は、かなりの高濃度の放射能汚染が予想されるが、8千ベクレル/kg以上の焼却灰の場合は、埋め立てることができないので、これはドラム缶に詰めて、青森県の六ヶ所村での保管が無理ならば、東電福島原発の広大な敷地(なんと350万平方メートルもあるのだ!)に地下倉庫を作って当面は保管してもらうより仕方がないだろう。
        
  がれきも、雑草も廃棄処分された作物も、同じ地域ではほぼ同じ程度の放射能を浴びているのだから、そこの自治体の焼却場は、可燃物は区別なく同じように焼却できるように扱うべきである。

   
          
(森敏) 
 

付記:以下のように、予想通り、焼却炉の集塵機によって高濃度放射能汚染ごみ焼却灰が回収されて、その行き場に困っている。

環境庁の指示通り、放射能汚染廃材をごみ焼却すれば、必ずこの例のように高濃度焼却灰が出てくるだろう。

薄く自然界に拡散した放射能が、焼却 -> 集塵機による捕捉、という技術によって濃縮されて自然界から回収されること自体は、素晴らしいことである。

あとは、これをもっともっと濃縮して固形化して保管するか、そのまま保管するか、とにかく永久保管場所を見つけることである。
活性汚泥も焼却炉で焼却してさらに高濃度に濃縮して、固形化して保管すればいいのである。あとは作業員の被ばくをどう回避するかの問題である。
 
  

清掃工場でごみ焼却灰を保管

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東京・江戸川区にあるごみの清掃工場で、家庭などから出る一般ごみを焼却した灰から、通常の方法では処分できない量の放射性物質が検出されたことを受けて、清掃工場は、国が新たな処理の指針を作るまで焼却灰を施設の中で保管する措置をとりました。

東京・江戸川区にある一般ごみの焼却施設「江戸川清掃工場」では、今月23日に、ごみを焼却した灰から1キログラムあたり9740ベクレルの放射性セシウムが検出されました。施設を管理する「東京二十三区清掃一部事務組合」によりますと、焼却したのは江戸川区内などで収集された家庭ごみが中心で、ごみに含まれていたセシウムが高温で溶けて気化し、排ガスの集じん機の中に集まったため、濃度が高くなったのではないかということです。組合は放射性物質を含む一般ごみの焼却灰については処理の基準が示されていないとして、国が新たな処理の指針をまとめるまで、今月23日以降に出た焼却灰を一時的に施設の屋内で保管する措置をとりました。東京二十三区清掃一部事務組合の大塚好夫技術課長は「焼却炉の中の放射性物質は集じん機によって99.5パーセント除去できているため放射性物質が施設の外に漏れるおそれはほとんどない。焼却灰を扱う作業員についてもふだんから防塵マスクをつけて作業をしているので健康には影響はないと考えている」と話しています。

 

秘密

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