2008-05-18 20:33 | カテゴリ:未分類

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通導組織はどうなっているのだろうか?

 

これは弥勒菩薩で有名な京都市広隆寺の駐車場から境内に至る通路の右の土手に植わっているケヤキ(Zelkova serrata) の根を写したものである。2本の大木の根がつながっているので、この通導組織(導管や師管)はいったいどうなっているのかが興味があるところである。養分や水分はどちらからどちらに流れているのだろうか? 往復両方の通路があるのだろうか。

 

広隆寺を訪れる人たちが、この木は<夫婦一身同体の象徴>ということで、この根にふれたりみんなでずらりと座ったりして、記念写真を撮るためか、木が弱っており、主柱が10メートルぐらいの高さのところで両方の木とも上部が切り取られていた。枯れたのだろう。1昨年まではそうではなかったのに。いずれ全部枯れるのかも知れない。木は表皮下の師管が切断されると葉からの光合成産物が転流されないので、根が伸びないし、導管が切断されると地上部へ送水出来なくなり木のてっぺんから枯死する。

 

(森敏)

秘密

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