2011-06-27 06:15 | カテゴリ:未分類

    

  読者から以下の読売新聞の記事の紹介があった。この実験結果で示されている大谷石で吸着除去された放射性セシウムは、割合ゆるく(イオン交換的に)土壌と結合した成分だと思われる。残りの吸着除去できなかった成分は、雲母成分だろう。やはりこれをどう収奪するかが最終的に問われている。
 
  それにしても大谷石で7割強の放射能が収奪できていることは驚異的な成果だと思う。すばらしい!
 

  このように移動車で汚染現場に出かけて行って、放射能を除去できるシステムを構築することが、膨大な面積の放射能汚染土壌の浄化には必須であると思う。その方面に向けた、新しい技術開発が少しずつ前進しているように思われる。
     
  明らかにこれはこれまでになかった未知の挑戦的な研究技術開発課題である。こういう方面にこそ、国をはじめ財団は集中的にお金を投入すべきであろう。
    
    

  

大谷石で校庭の放射性物質吸着・・・・小学校で実験

20116261938  読売新聞)

 学校の校庭の表土に含まれる放射性物質を、大谷石などを使った吸着剤で除去し、その土を再び校庭に戻す実験が25日、栃木県那須町立伊王野小学校で始まった。

 処理後の土の放射線量は毎時0・28マイクロ・シーベルトで実験前の28%に減らすことが出来た。しかし、表土を取り払った周囲の土と放射線量の差が認められなかった。同町と、吸着剤を開発した鹿沼市の「蔵本」(関口守雄社長)は実験を継続し、実用性を検証する。

 実験は、土壌改良材などを開発する同社が那須町に提案して行われた。

 校庭の表土の除去では、取り除いた土の処理が課題となる。福島県では残土を汚染されていない土で覆った上で、ブルーシートをかぶせ、校庭脇に置いている状態だ。そこで、同社は大谷石や鹿沼土を高熱で焼いて生成し、新たな放射性物質の吸着材を開発。汚染された土に含まれる放射性物質を吸着させ、洗浄処理して元に戻す方法を考えた。

 那須町は、町内全27か所の小中学校、保育園の表土除去を決めており、福島県同様に除去した土の処理問題が発生することから、実験を受け入れた。

 25日の実験では、校庭中央に同社が開発した放射能除染プラント(幅約6メートル、奥行き約4メートル、高さ約6メートル)を設置。約6トンの表土を、吸着剤42キロと水で混ぜて放射性物質の除去を試みた。その結果、処理前に1・01マイクロ・シーベルトだった表土の放射線量は、0・28マイクロ・シーベルトにまで減った。

 しかし、表土を除去済みの地表の放射線量(0・20~0・30マイクロ・シーベルト)と比較したところ、実験を行った土と大きな差がなかった。このため土を埋め戻すことは見送られた。同社では、数日掛けて実験を継続し、実験の精度を高めたい考えだ。

 実験を見守った同小の薄井久志PTA会長(46)は「子どもたちが安全に過ごせるよう、実験が良い方向に向かえば」と期待を寄せた。

 
(森敏)

 

秘密

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