2011-06-23 07:59 | カテゴリ:未分類

提案11:ヒマワリ油を本気で航空機バイオ燃料にしたらどうか

 
 

    オランダ航空(KLM)が使用済み調理用油(廃油)を航空機燃料に使うことを決めたようである。温暖化防止のためにCOを3%これで削減するのだそうである。調理用油は生物由来なので、差引ゼロエミッションであるからである。
   

 

    航空機の燃料消費は莫大なので、JALやANAもKLMに見習った技術開発の努力をすべきだと思う。下記の新聞記事によれば多分そんなに難しい技術ではないのだ。航空機会社にやる気があるかないかだけなのだ。
 
      

    そうすれば、放射能汚染被害農家は、放射能汚染した土壌で本気で油糧用ヒマワリを栽培して、JALやANAと提携して、恒常的な収入を得ることができるだろう。ヒマワリ種子の油にはほとんど放射能は移行しないので、汚染の拡散はあり得ないだろうから。
     
  そういう流れになれば、JALもANAも会社のCSR(企業の社会的責任)活動として、放射能雨汚染土壌修復に大いに貢献できるだろう。

         

    汚染地域での油糧用ひまわりの栽培は①放射能除染と②温暖化防止という2つの目標に貢献することになる。ヒマワリ栽培を数年繰りかえせば、ヒマワリによる土壌からの放射能収奪率は低下するだろう(これは植物栄養学でいう一種の「収穫逓減の法則」である)。すなわち植物によって吸収される土壌中の放射性セシウムは激減するだろう。そうなってから稲を植えるなり、食用作物を植えるなり、ヒマワリを植え続けるなりすればいいのである。
   
  そのためには油量生産量の高いひまわり品種の中から放射能収奪率の高い品種を選抜する必要がある。小生は全く知らなかったのだが、ヒマワリの品種の研究は日本では島根県が活発だというのが昨日の知人からの情報である。
           
  調理済み廃油をバイオデイーゼルとして車の燃料に利用する試みはすでにいろいろなNPO法人が実行していることである。食料生産が不可能になっている放射能汚染土壌でヒマワリや菜種を栽培してバイオ燃料とする提案も、高濃度汚染地を持ってしまった飯館村のアイデアマンである菅野村長が、すでに汚染当初から農水省に強く提案していることである。この提案を事業化して一貫した産業として放射能汚染地域で展開するためには、国の支援による製油工場建設などが必要である。

      
   

     

KLM 食用廃油を航空燃料に  NHK623 70

オランダの航空会社、KLMオランダ航空は、二酸化炭素の排出を抑えるため、使用済みの食用油から製造した新たな燃料を使った飛行機をことし9月から運航すると発表しました。

KLMによりますと、新たな燃料は、ホテルやレストランなどから出される使用済みの食用油から製造したバイオ混合燃料です。通常のジェット燃料に比べて地球温暖化の原因となる二酸化炭素の排出を抑えることができ、飛行機のエンジンなどに改良を加える必要もないということです。KLMでは4年前から研究を進め、試験飛行を行うなど準備を進めてきましたが、実用化にめどがたったとして、ことし9月からオランダ・アムステルダムとフランス・パリとを結ぶ200便以上の運航に使うとしています。EUは、ヨーロッパの空港を発着する航空会社に対し、来年以降、二酸化炭素の排出量を2004年から2006年までの1年間の平均およそ2億2000万トンから3%削減するよう求めており、KLMは、今回のバイオ混合燃料について、これに向けた取り組みの一環だとしています。

    

(森敏)

秘密

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