2011-06-04 07:48 | カテゴリ:未分類

放射能汚染水は全部海に流すシナリオか?

 
      

梅雨に入った。東電は次々と漏水事故をおこさせて最後は結局全放射能を海に流すつもりのようだ。これは、むかし、足尾鉱毒事件で有名な古川鉱業が、豪雨のたびに、高濃度の銅、亜鉛、ヒ素を含有する堆積場のズリ(鉱滓カス)を、渡良瀬川に放流し続けたことや、一昔まえまで化学企業が無処理のヘドロを海や川に排出し続けたのと実に酷似している。
   
  東電はなぜ海洋汚染対策を遅々としてやらないのだろう。東電の工程表によれば、水処理施設の設置は6か月後となっている。それまではこれまでどおりに平然と放射能汚染水を垂れ流すことを公言している。なぜマスコミ報道は、東電と保安院の一方的な、以下の記事のように、想像を絶する量の放射能の漏水を淡々と報じるだけなのだろうか。東電のやる気もない「工程表」という情報操作に完全に馴化・洗脳させられているとしか思えない。
  
何度も書くが、東電も保安院もマスコミもやっていることが、<<想像を絶する鈍感さ>>である。
     
    
   

放射能汚染水、20日にも満杯 冷却水減らす判断も

 東京電力は3日、福島第一原子力発電所にたまり続けている高濃度の放射能汚染水が5月末現在で計10万5100トンで、含まれる放射能量は72万テラベクレル(テラは1兆倍)と推定されることを明らかにした。今回の事故で大気中に放出した量を超える値。汚染水は20日にも外にあふれ出しかねないとしている。15日完成予定の汚染水処理施設で対応するが、間に合わなければ原子炉への注水量を減らす。

 東電が経済産業省原子力安全・保安院に提出した報告書によると、1~4号機の原子炉建屋やタービン建屋、汚染水を移した集中廃棄物処理施設などの地下に5月末現在で計10万5100トンの汚染水がたまっている。72万テラベクレルは今回の事故で大気中に放出されたと推定されている37万~63万テラベクレルを超える。チェルノブイリ原発事故で大気中に放出された520万テラベクレルの7分の1だ。

 福島第一原発では核燃料を冷やすために原子炉に水を入れ続けており、壊れた炉から漏れ出る汚染水は増え続ける見通しだ。東電は複数の仮定をもとに、建屋地下にある水が地表にあふれる時期を想定。最短で今月20日に水があふれることがわかったという。過去に海に漏れ出た高濃度の放射能汚染水は2回確認されており、4700テラベクレル(500トン)と、20テラベクレル(250トン)だった。 
 
 

汚染水25万トンの処理に531億円…東電試算

 東京電力は27日、福島第一原子力発電所の汚染水処理費用が1トン21万円で、事故の収束に向けた工程表の「ステップ2」の達成を目指す来年1月中旬までに、25万トン分で約531億円かかると発表した。

 東電は、ステップ2に要する当面の費用として、約4300億円を見込んでいるが、汚染水処理は10%以上を占めることが明らかになった。

 汚染水処理装置は、仏アレバ社などの技術導入で建設中で、6月中旬の試運転開始を目指している。処理装置が完成すれば、炉心溶融(メルトダウン)が起きた1~3号機で、汚染水から放射性物質と塩分を取り除き、冷却水として再利用する「循環注水冷却」も実現のめどが立つ。ただ、循環注水冷却では、原子炉から再び汚染水が出てくるため、来年1月以降も処理は続く見通しで、今後、汚染水の処理総額が膨らむのはほぼ確実だ。(20115272203  読売新聞)

 


 
 
    
(管窺)

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