2011-06-03 06:07 | カテゴリ:未分類

 放射能汚染土壌の植物による具体的な除染技法について:一農家からの提案

    

    

「資金的な問題もあるかと思いますが、国家プロジェクトとして放射能汚染土壌浄化を行うのであれば実現可能かと考え、実際にひまわりの種を蒔いて3週間たった今、以下に現実的な植物の播種〜収穫についての構想をお伝えいたします。一百姓として一刻もはやく3月11日以前の日本を取り戻したいと願っています。」

   

ということで、以下一農家からのかなり具体的な、プロフェッショナルなご提案がありました。国家規模で取り組むときには、必然的に考慮しなければならないことばかりだと思われます。農水省の方、どうかご参照ください。

 
 
  
      

「           
             

前提条件
  

・作業者の安全、健康と被爆回避を最優先とする。

・被災地の放射能汚染が確認されている畑でひまわり栽培を想定する。

・作業者は地元の農家とする(トラクター作業に慣れている、地域の事情を知ってい
るから)

・乗用農機具(トラクター等)、車両は対アイソトープ装備とする三菱重工が造った放射能対策フォークリフトを応用しキャビン付きトラクターを鉛 ガラス張り、エアコンをULPAフィルターに換装するなど改造が必要。

      

作業手順

  

1、乗用ハンマーナイフモアによる雑草破砕処理。
ハサミ付きユンボによる農業資材(マルチ、支柱等)の撤去。

2、放射能対策トラクターによる播種(大豆の播種機を応用)
耕うん同時畝立て播種機による条播。
キヒゲンなどによる種子コーティング(適用有り)
播種と同時に施肥(元肥:アンモニア系肥料としカリ肥料は与えない)
リビングマルチによる雑草防除

3、消防車による灌水(無人地域の防災にも貢献)
地域の消防団の機庫にはポンプ車がある。

4、農業用無人ヘリによる農薬散布(病害虫防除)、液肥散布(追肥:カリは抜く

5、とうもろこし刈り取り機による、ひまわり上部収穫。
アタッチメント交換により飼料イネ、牧草収穫も可能。
ロールべーラーによる梱包移送。

6、にんじん収穫機による、ひまわりの根の収穫。
大根、ゴボウ、ネギ、イモ収穫機も応用できる可能性

7、焼却処分可能であれば、がれき処理施設を使用。 

 

 

以下が実際に播種したこれまでの感想と考察です。

  

・やはり覆土しなければ、ひまわりの発芽率が著しく低下します。
発芽しても晴れが続くと白根が乾いて枯れます。
鳥害や病害虫による生存率の低下も大きいと感じます。
     
・ばらまき播種は収穫時の作業効率が低下しますので条播にしています。
ひまわり種子の収穫機はイセキ農機が開発中ですが販売はされておりません。
ひまわりの根や茎を大規模に収穫する農機具が見あたりません。
     
・既存の農機具を使用しますので土壌汚染の浄化が終わりましたら大規模農業への転換が容易です。
      
・被爆対策として拠点でのトラクター無人洗浄が必要かと思います。(洗車機を  応用)
      
・水田の播種は水稲直播種技術を応用し鉄コーティングやカルパーコーティングを施した種子を既存の直播種機にて蒔くことを考えています。
        
・水田の収穫はトラクターが泥に潜る事により作業困難になります。水はけの悪い水田は播種、管理、収穫が難しいです。(水を汲み出しても雨が降れば同じなので)
       

・作業条件の悪い水田はイネ科の植物(ベチベル)等を34年スパンで栽培し土壌が乾いた時に収穫
      
・連作障害を防ぐ為、有用な植物体のローテーション栽培が必要かと考えます。
例としては ヒマワリナタネアマランサスギニアグラスベチベル
     

    
 
    
個々の農家や農業共同組合からこのような具体的な経験が早急に情報交換されて、現場に適用可能なファイトレメデイエーションの技法として、早急に確立されることを期待したいものです。
   
(森敏)


    

 

 

秘密

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