2011-05-27 11:07 | カテゴリ:未分類

汚染土壌採取の深さは15センチで充分

    
        

土壌汚染を広域調査…福島と隣接県2200か所
  

 文部科学省は、福島第一原子力発電所事故による放射能汚染の広がりを調べるため、来月上旬から福島県全域と宮城、山形、栃木などの隣接県の一部の計2200か所で土壌調査を行う。26日に開かれた検討会で実施計画を決めた。

 土壌の放射能汚染を巡っては、福島県内の自治体が学校の校庭の土などを独自に調査している。文科省も米エネルギー省と共同で4月に、航空機を使って同原発80キロ圏内の地表面の放射性物質の蓄積状況を推計している。大学などの研究者が独自調査を行う例もあったが、これまで土壌汚染の広がりを統一の基準で詳しく把握する調査は実施されておらず、住民に不安が広がる要因にもなっていた。

 計画では、原発から80キロ圏内を2キロ四方、80~100キロ圏内を10キロ四方に区分。福島県西部など100キロ圏外の一部を加えた約2200区域で、実際に土壌を採取して放射性ヨウ素やセシウムの濃度を測定して、汚染の度合いを地図にまとめる。土壌の採取や分析には、大学や国の研究機関も協力する。

2011527日 読売新聞)

 

       

      
  分析地点が2200ヶ所でも不十分だが、最小2km単位は全く広すぎる。これでは先日発表された航空機測定の精度である。

        

  これまでのところほとんどの放射能はセシウム137とセシウム134であり、これまでの報道では、土壌の表層3センチ~5センチ以内に放射能は留まっている。

        

  先日のWINEPブログ
  

現地からの報告:「文科省の土壌汚染マップは参考程度にはなりますが、あまり当てにはならない」

   
  でもこまかく紹介したが、この分析メッシュ精度では、学校などでは使い物になるかも知れないが、農家にとっては使い物にならないだろう。現場の農家には田んぼ一枚一枚、畑一枚一枚の放射能分析が必要である。水田の場合は15センチが作土である。

            

  そんなこと農家にとっては当たりまえでしょう?

             

  ぜひ大学や農水省の土壌学の専門家とサンプリングの基準を詰めてほしい。

でないとあとで役に立たないデータになるだろう。
     
  この手の指針作成には誰が参加しているのだろうか? 名前を公表してもらいたいものだ。
                
  それとも、文科省は農家のことは農水省の管轄だ、当面は学校対策だとか何とか又省庁間のなわばり争いがあるのだろうか。無駄な税金の使い方をしてほしくないものだ。
       
 
  サンプリングして放射能分析した土壌は、ぜひ大事に保管して、全国の土壌学の研究者の研究資料に提供してほしい。

        

      
(森敏)

 

秘密

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