2011-05-27 06:31 | カテゴリ:未分類

IAEAの威力? 初めて出てきた東電福島原発所長の名前。トカゲのしっぽ切りか?    

東電福島原発に関しては、現場の所長の采配が一番優先されるはずなのに、これまで全然この所長の名前が出てこなかった。それほどがっちりと縦の危機管理が敷かれているのかなと思っていた。

 
今回は海水注入の問題で政権中枢・原子力安全委員長をも巻き込んで、だれが言った、俺は言っていないということになって、藪の中、になりかけた。
 
今週はマスコミも完全に手玉に取られて、この問題では俗流週刊誌も菅政権追及の急先鋒に立っていた。菅が海水注入を中断させ、国民を危機に陥れたのだ、と断言しまくっている。
 

ところがどっこい、実際はやはり現場の所長が判断して、海水注入の中断はなく、海水注入は続けてられていたのだ。その情報を東電上層部が適当に剽窃して、「海水注入の中断があった」と記者会見で国民向けに平然と記者会見でウソを報じていたのだ。
   
東電は政治家を愚弄しているのだ。民主党・菅も自民党・谷垣も振り回されている。つまりは東電は国民を愚弄している。
         
しかし、いずれ来るであろうIAEAや畑村洋太郎氏が委員長に指名された「事故調査・検証委員会」による真相究明の追及に耐えられないと思って、東電がシャッポを脱いだのである。

       

いくつもの人物がかかわった事実、(この場合は「海水注入中断があったのか」「誰が海水注入を中断させたのか」)に関して、組織が系統的なウソを重ねることはできない
     

だからこそ真相究明には、色のつかない第三者評価が必要なのである。国際組織であるIAEAメンバーの訪日と「事故調査・検証委員会」の設立はなかなかタイミングが良かったというべきだろう。
         

随所に嘘で固めた情報を発信し続けている東電によるトカゲのしっぽ切りは今後も続くだろう。今回は吉田所長の処分だが、一つ目のしっぽ切りは前社長の引退劇だった。今度は引退した彼らにいろいろの責任を押し付けるのではないか。 
 
しかし、実際のところ、この所長の行状も本当に「海水注入を継続した」かどうか、についてはIAEAや畑村氏からは物証が要求されるだろう。
       

    
   

福島第1原発:海水注入中断せず、所長判断で継続 東電

 福島第1原発1号機で地震発生翌日の3月12日、原子炉を冷やすための海水注入が一時中断したとされた問題で、東京電力は26日、注入は中断せず、継続していたことが分かったと明らかにした。

 第1原発の所長の判断で続けていたという。

 東京電力が16日に公表した資料では、3月12日午後7時4分に海水注入を開始し、同25分に停止、午後8時20分に海水とホウ酸による注水を開始と記載。

 政府・東京電力統合対策室は21日、中断前の注入は東電による「試験注入」で、官邸の意向が伝わり東電が中断。その後、首相から海水注入の指示があり、午後8時20分に再開、臨界を防ぐホウ酸を加えたと発表していた。

 東電によると、福島第1原発の所長は「国際原子力機関の調査があり、国際的にもいろいろ評価することを踏まえ、事実を報告する気になった」と話しているという。

 福島第1原発1号機で海水注入が継続していた問題で、東電の武藤栄副社長は記者会見で「(同原発の)吉田昌郎所長の処分を検討している」と話した。:::::::::(共同)

 
    

(喜憂)

 

秘密

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