2011-05-16 07:05 | カテゴリ:未分類

放射能汚染土筆(つくし)の放射能分布の全身像

 
   

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第1図。 5月3日現地採取の「つくしんぼ」
のラジオオートグラフ) 
   
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第2図。上の図の袴の1つの部分を拡大したもの。
粒子が割合均一であるので、胞子である可能性が高い。

   
 
  これは、中野英之准教授(京都教育大学)が現地で採取して、押し葉にして送ってきてくれた“つくし”の放射能分布像である。X線フィルムに感光させた。

    
  4か所の輪状の袴の部分にぽつぽつと見えるのは、地上部に出てきてから胞子を発散したのちに、まだわずかに残された胞子と思われる。ここも強く放射能標識されている。まだ詳しくは観察できていないが放射能の主成分であるセシウムかヨウ素が、土から吸収されて胞子に代謝されて移行した可能性が高い。
      
  つくしの茎全体がうっすらと標識されているが、根から吸収されたものが移行していると考えられる。
       
  一般にシイタケなどの胞子などは非常に代謝が早いことが知られているので、つくしも胞子にセシウムやヨウ素を急速にため込んだものと思われる。
   
  昔林学の先生がシイタケに14C標識グルコースを与えて、翌日落ちてくる胞子を紙で受けて、それをガイガーカウンターで測っているのを思い出した。
    
  だから、花が咲いている植物では花粉などが強く放射能標識されている可能性がある。(あくまで推定だが)
       
    だから野草のつくしは食べてはいけない。 
         

(森敏)
    
追記:この土筆(ツクシ)を実体顕微鏡で観察したところ、袴の中の内容物は土の微粒子であることがわかった。地中から立ち上がってくるときに、最初に頭に付着した土ホコリを次々と拡げる袴の中に受け取りながらのびてきたものらしい。

秘密

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