2011-05-11 23:51 | カテゴリ:未分類

どこのサンプリング場所のことを言ってるのか。図面で示してもらいたい。

 

    以下(最後に載せてます)の記事をいくら読んでも、水のサンプリングの具体的な場所(赤字)のイメージがつかめない。新聞社は必ず図入りでサンプリング地点を示してもらいたい(このことは以前にも指摘しておいた)。それがわからないと考察ができない。
 
  現在までの原発爆発防止対策は、海水(あるいは真水?)を原子炉や使用済み核燃料漕にかけ流しているので汚染水を垂れ流すことを前提としている。水はどんどん溜まっていくだろう。処理しきれていない水と、原子炉からリークした強度の汚染水は、海水に流れ出ざるを得ない。
 
  これまでに、海水の放射能汚染に対しては、東電がシルトフェンスをたてて、たった一度ゼオライト1トンを吸水口あたりに投じたと、報じられているだけである(その場所も実際のところよくわからない)。その後は何も対策を講じていない。時々海水の放射線濃度の測定だけをやってお茶を濁している。
 
  おそらく海水中での吸着資材が、日本の研究者によって特定されフランス企業による処理施設ができるまで、というスマートな結果が出るまで、何もしない戦術なんだろうとしか思えない。世界に対して実に鈍感の極みだ。
 
  「低濃度の汚染水」を流すから問題はないとはあきれる。我々は非科学的な表現に慣らされてはいけない。汚染は汚染なのだ。生物濃縮という自然界の法則性をけっして忘れてはならない。薄い濃度がやがて濃い濃度の魚や海藻として我々の口に入ってくる。
   
  先日のセシウムで高濃度汚染された活性汚泥とは、薄い放射性セシウム汚染の下水を生体濃縮した菌体そのものであることを忘れてはならない。

      
    東電福島原発の排水(漏水)に対する無策に近い現状では、これからも何回も海洋に対して同じ放射能漏出が起こるだろう。細野補佐官は本当に重大さがわかっているのだろうか。なぜゼオライト、大谷石、炭を付近の海に投与しないのだろう。全く東電ばかりでなく保安院も実に不遜だ。
 
  誰かが海洋汚染処理にブレーキをかけているとしか思えない。時間をかければかけるだけ儲かると思っている研究者や企業がいるのではないか。
 
  最近農業分野でゼオライトが出回らなくなった。イネの苗床に塩基置換容量が高い、すなわち養分保持力があるゼオライトが、使えなくなって、育苗資材の業者が困っているということである。誰かが買い占めているか、メーカーがその日(海洋除染やセシュムを吸着する農業資材の需要が高まる)のために、ため込んで放出しないのではないかと、噂されている。
 
 
 

3号機の高濃度汚染水流出 海水に1万8千倍セシウム5.11.20:38

 東京電力は11日夕、福島第一原子力発電所3号機で取水口付近の汚染水を防ぐために設置されたシルトフェンスの外側の海水から、海洋に排出できる国の基準の濃度の約1万8千倍のセシウム134を検出したと発表した。2号機から高濃度汚染水が漏れ出たことがあるが、3号機で確認されたのは初めて。東電はすぐ流出防止策を講じた。

 東電によると、11日午前10時半ごろ、作業員が3号機の坑道とつながっている作業用の穴(ピット)で、電線を通している空洞部分から高濃度の放射能汚染水が流れ出ているのを確認した。ピットの海側部分にひび割れがあり、海に漏れていた。東電は空洞をコンクリートでふさぎ、午後6時45分に水の流出を止めた。

 3号機取水口のシルトフェンス外側の海水は、ヨウ素131も1立方センチあたり96ベクレルで基準の2400倍だった。フェンス内側の海水はヨウ素131が同190ベクレルで約4800倍、セシウム134は同1900ベクレルで約3万2千倍だった。ピット内は、ヨウ素131が同3400ベクレルで8万5千倍、セシウム134は3万7千ベクレルで62万倍だった。

 3号機のタービン建屋地下には、高濃度の放射能汚染水がたまっている。東電はその汚染水が流れ込んだとみている。東電原子力・立地本部の松本純一本部長代理は「汚染水の流出はフェンスである程度は抑えられるが、完全ではない。最悪の場合は海へ流れ出る可能性もある」としている。

 東電は同日午後、福島県や周辺市町村、近くの漁協に水漏れの事態について連絡。さらに、政府も米国や周辺諸国、その他の国の在外公館に連絡した。

 2号機の取水口で漏れが見つかった時は、ヨウ素131が30万ベクレルで国の基準の750万倍、セシウム134が12万ベクレルで200万倍だった。2号機の流出後、東電は取水口の周囲などをフェンスで覆ったが、今月10日現在、2号機のフェンスの外側ではヨウ素131は1立方センチあたり2.1ベクレル、セシウム134が同1.3ベクレルまで下がっている。

 政府・東電統合対策室事務局長の細野豪志首相補佐官は「今回同じような水漏れが起きたことは、極めて重大な問題と感じている」と話す。(坪谷英紀)


 
(森敏)

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