2011-05-06 16:31 | カテゴリ:未分類

見事な放射性セシウムの土壌断面(soil profile)への集積データ

  
 

  読者から放射性セシウムの土壌集積に関して日本分析センターのデータが出回っていることを教えられた。これはなかなか説得力があるデータである。誰のアイデアか知らないが、良く分析してくれたと思う。

 

 

土壌断面へのセシウム集積---   

 

 

  これを見れば誰でも
 

    今すぐ腐葉土や芝生土壌では、表土を3センチも剥がせば放射性セシウムは除去できる。

    芝生にかなり集積している。芝生を根元から刈れば土の汚染は約10分の一に減らせる。

    今後生えてきた草を刈れば、土中のセシウムをさらに減らせる。

 

ということがわかるだろう。
 
  すでに学校の校庭の放射能除染に表土を剥がす方法がとられた。
だから、農家の場合は、できるだけ土を荒らさず、踏み込まず、丁寧に今現在からでも表土をはぎ取れば、かなりその後の除染作業が楽になることを示している。雑草なども丁寧に抜いて、堆積して発酵させて、体積を減らして庭の片隅に埋めることである。ただし、これが可能な農家は汚染土壌を地中深く集積埋蔵できる面積を持つ農家に限るが。
    
  なおこの表で、「小石混じりの土」という表現では土壌の性質がよくわからないが、おそらく砂利と、雲母の少ない、セシウムの吸着力の低い土壌なのであろうと思われる。
  
     
(森敏)

追記1:読者から郡山の小学校と幼稚園の校庭の表土剥離の前と後の放射線量の測定データが載っているホームページを紹介されました。そこから一部を引用すると、以下のとおりです。(表の数値はマイクロシーベルトである)
 
  

       表土除去前 表土除去後 
薫小学校     4.1        1.9
     
            芝生除去前 芝生除去後
鶴見担保育所     4.5        0.9


これから明らかなように、保育園の芝生がかなり降下放射能を捕捉していることがわかります(4.5-0.9=3.6シーベルトの除染)。一方、小学校の裸地のグランドでは、表土3センチの剥離だけでは、まだ充分に除染できていないようですね(4.1-1.9=2.2シーベルトの除染)。 
 
追記2:静岡のお茶にも出て、岩手の牧草にも出た。まだまだ東電福島原発から放射能が降り注いでいるということである。

岩手県でも牧草から規制値上回るセシウム

岩手県は13日、滝沢村で採取した牧草から、農林水産省の規制値を上回る放射性セシウムが検出されたと発表した。

 牧草1キロ・グラムあたり359ベクレルで、乳用牛や肥育牛の飼料用牧草の規制値(300ベクレル)を上回った。同県によると福島県より北で、牧草が規制値を超えたのは初めて。

 県は同村など北西部12市町村に対し、既に牧草の利用自粛や放牧見合わせを指導しているという。

20115131943  読売新聞)


         

 

秘密

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