2011-05-04 16:04 | カテゴリ:未分類

東北大震災の日本経済への影響は総額何兆円か?

    
  

以下のように、ウサマ・ビンラデインがアメリカ経済に与えた損失は約200兆円という試算がなされている。

   

米国の経済的影響200兆円=ビンラディン容疑者-CNN【ワシントン時事】CNNテレビは3日、国際テロ組織アルカイダの指導者、ウサマ・ビンラディン容疑者が米国にもたらした経済的影響は2.5兆ドル(約200兆円)に上ると報じた。
 この中には、同容疑者が首謀した2001年9月の同時テロの損失やアフガニスタン戦争の戦費のほか、テロ防止に向けた国土安全保障省を含む省庁の新設費、空港での警備強化費などが含まれている。(2011/05/04-12:10

   
      

さて、今回の東北大震災の日本経済への影響は何兆円になるのだろうか?
   

現在いろいろな機関がまず被害総額を検討していると思われる。しかし最も信頼できる被害総額は、各省庁が集約したデータだと思う。まだまだ原発による避難や農業被害などは現在進行形であるが、そろそろ、大枠のシミュレーションの結果が各省庁から出てもよい頃ではないだろうか。ぜひ詳細な開示をしてもらいたい。項目毎の被害額がいくらか? 再建にはいくらかかるのか?

   

報道を見ていると管政権は何でもかんでも「最後まで政府が面倒を見ます」と、災害住民に対して口約束をしているが、それでは国家財政が破綻するだろう。美濃部都政で東京都が破綻したことを繰り返してはならない。今は誰も、そのことを言い出せないかも知れないが、経済学者ぐらいは、積極的に冷静な発言すべきではないだろうか。

   

今後数年間はまごうかたなく多大な税金を東北地域に投入せざるを得ないのだから、それが日本経済の再建と連動した、大胆な政策を、「復興会議」などは打ち出してもらいたいと思う。昔の生活の原風景を取り戻せばよいという、消極的な政策ではなく、まずは地方自治体からの切実な企画をボトムアップで汲み上げて、あとはどうか大胆な構想をしてもらいたいと思う。

    

東北災害地の復興と再建にはいくらかかるのか? という命題は日本国の将来のエネルギー・環境・食料・科学技術政策と強く連動されたものでなければならない。そのためには災害現場からのボトムアップばかりではなく、全国から、様々な階層からの意見を汲み上げる必要がある。

   

日本学術会議も近くビジョンを「提言」として準備しているようである。ぜひ政策に取り入れてもらいたいものだ。
    
     
(喜憂)
  
追記1:以下に、農水省による水産被害白書が出たようである。(5月27日 森敏記)
         

 震災の水産業被害、総額8952億円 水産白書 2011.5.27,12:17農林水産省は27日、東日本大震災の津波による水産業の被害額(16日現在)が、8952億円にのぼったとする2010年度の水産白書を発表した。岩手、宮城、福島3県を中心に、319漁港で約6400億円の被害が出るなどした。

 漁船は、津波で2万隻余りが陸に乗り上げたり海に流されたりして、約1300億円の被害。水産加工施設も、宮城県で429工場のうち半数以上が全半壊するなど、生産基盤の多くが失われた。漁港被害は、復旧・修復すると仮定し、それにかかる金額をはじいた。

 青森県から千葉県にかけての太平洋側の漁業・養殖業は、全国の生産量の24%(127万トン)を占めており、農水省は早期の復興が重要だと指摘している。

秘密

トラックバックURL
→http://moribin.blog114.fc2.com/tb.php/1060-925c2796