2011-04-20 16:16 | カテゴリ:未分類

(提案6)大地震で瓦礫になった「大谷石」の出番だ!

 
 

小生の管理しているWINEPブログの読者から、

大谷石が土壌のセシウム-137(137Cs)の植物への吸収抑制をするということを知りました。現在茨城県では、今回の大地震で大谷石の塀が倒れて、どこの処分場にも山のようになつています。有効利用を、ご提案下さい。

というメールをいただいた。 

 

    実に、「灯台もと暗し」とはこのことを言うのだろう。宇都宮市大谷町原産の大谷石は関東一円の建築物や土塀に古来から使われている天然石で、知らない人はいないはずである。実はこの大谷石の粉末がセシウム吸着力があることが、小生の先輩の米沢茂人・三井進午の研究で明らかになっていることを先日このWINEPブログで文献紹介した。

  

    福島県は放射線量が5000ベクレル(Bq)/kg土壌 以下の放射性セシウム(Cs)汚染土壌に関しては、今年のイネを耕作しても良いという行政指導を行っている。その場合でも、消費者にとってはできるかぎりイネが土壌から放射性セシウムを吸収しないほうがよいに決まっている。
 
  だからその目的のために、農家はカリウム肥料を普段よりも多く施肥し、土壌改良資材として、大谷石粉末を、同時に施与することが望ましいだろう。何度も言うようだが窒素源としてもアンモニアではなく尿素系の被覆肥料を苗床に入れて、そのまま田植機で植えるのがよい。又田はたがやさずに、不耕起で田植機で植えるのが望ましい。

                           

   

この大谷石は、上記の廃棄物処分場から、市・町・村からただでもらってきて砕いて使えばいいのです。まさに一挙両得ではありませんか!

    
(森敏)
 
追記:
よく考えてみると、この大震災で福島・茨城・群馬・栃木県全域に散乱している土塀から崩れた大谷石を砕いて、袋に詰めて、それを東電福島原発の周りの海域に沈めるのも、お金がかからない一挙両得の妙案かも知れない。東電福島原発周辺の海域は、半経20キロがしばらくは操業禁止区域になるだろう。どうせこの海域のプランクトンはぎんぎんに放射能汚染しているだろう。
 
であるから、ここに将来は回収可能な形で大谷石を細かく粉砕して、分散して沈ておくと、高濃度のセシウムやストロンチウムを一時的にせよ吸着して海底に沈殿くれるだろう。この海域の海底は濃厚な放射能汚染区域であるのだから、地引網を周辺に巡らせて沈めて、魚の回遊を永久に禁止すればよいのである。一挙両得ではないだろうか? 
 
汚染水放出が完全に止まってから、大谷石ヘドロはサルベージすればいいだろう。

秘密

トラックバックURL
→http://moribin.blog114.fc2.com/tb.php/1042-5d90f792