2011-04-19 11:38 | カテゴリ:未分類

「汚染水の浄化剤」に関する報道

 
     

  東電福島原発からの汚染水の放射能浄化はすべての科学者が注目している喫緊の課題である。官邸に対して学会や業界からいろいろの提案がなされていると思われる。これまでに、天然品か合成品かは不明であるが「ゼオライト」が東電により採用されて、3号機と4号機の吸水口の下の海域に約1トン沈められたと報道されている。
    
  その作業の映像は報道されなかったので、どのように埋設さえたのかがわからない。効果のほどはわからないがやらないよりましである。どうやって除去効果を検証するのかが、なかなか難しいところだ。何日か後に袋詰めのゼオライト引き上げてみて放射を測定してみることであろう。そうすれば、今後のさらに有効な技術開発のためのための、いろいろなヒントが得られるだろう。

    
   

  ところで、先ほど午前9時14分のニュースで

    

放射性物質捕まえる粉開発 汚染水を浄化も 金沢大教授らが開発

    

という、産経ニュースを知人がただちにメールで教えてくれた。

       

http://sankei.jp.msn.com/science/news/110419/scn11041909150001-n1.htm

  

    

  この報道では、成分としてのゼオライトは正直に開示されているが、これはすでに吸着能力があることが報道されているからであろう。しかしほかの成分は秘密のようである。ヨウ素にもストロンチウムにも、セシウムにも吸着除去効果があるとのことである。メーカーによる資材の在庫や供給力なども知りたいところである。一応ネットから無断転載して紹介しておきたい。

   

「水に溶けた放射性のヨウ素やセシウム、ストロンチウムなどを、効率良く捕まえて沈殿させる可能性のある粉末を、太田富久金沢大教授(天然物化学)とクマケン工業(秋田県横手市)が19日までに開発した。福島第1原発でたまっている、放射性物質で汚染された水の処理に応用が期待される。

 粉末は、天然のゼオライトなど数種類の鉱物や化学物質を混ぜてある。太田教授らは、放射性ではないセシウムを使って実験。1~10ppmの濃度でセシウムを溶かした水100ミリリットルに粉末1・5グラムを入れて10分間かきまぜると、セシウムをほぼ100%除去できた。ヨウ素やストロンチウムでも同様の結果だった。

 太田教授は「放射性であってもなくても、化学的な性質は同じなので応用は可能だ」と話す。福島原発の高線量の汚染水でも、含まれる放射性物質の重量の割合は10ppm程度とみられる。ヨウ素については100ppmでも除去できたという。」(産経ニュース)

   
  
(森敏)

 

秘密

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