2008-04-29 08:00 | カテゴリ:未分類

未解決のメタミドフォス問題に思う

 

このブログで紹介されているようにメタミドフォスの問題はまだまったく未解決だと思います。日本側も中国側もそれぞれの国での捜査は終わったように言っていますが、中国側の捜査資料が日本側の捜査当局に全面開示されていないのではないでしょうか。このままでは5月の胡錦濤首席の訪問は日本国民にはあまり歓迎されないのではないでしょうか。心配ですね。オリンピックの北京開催に対しても日本人はあまり北京に行きたいとは思わないのではないでしょうか。いろいろな観光業者の話では現に中国への観光客が現在激減していると報じられています。

 

アメリカ政府は『五輪で過激派グループがテロ攻撃を行う危険性がある』と指摘し、その上、オリンピックへの米国人観光客に対して「中国ではホテルや事務所などはすべて監視対象で、いつでも侵入されるおそれがあるとして 『プライバシーについて正当な期待を持つことは出来ない』と指摘している。」と昨日の日経新聞に報じられています。

 

わたくしが20年ほどまえにイスラエルを訪問したときのことです。入国の時にはヒースロー空港でもテルアビフ空港でも拳銃を持った検査官によるボデイーチェックが厳しかったのですが、イスラエルからの出国のときの検査官の態度は異常に厳しかったです。当時はまだ爆発物検知器という便利なものがなかったからだと思うのですが。

「貴女の荷物作りはいつどこで行いましたか?」

「その時だれかと一緒でしたか?」

「ホテルではその荷物をどこに置いていましたか」

「ホテルから空港までに貴女はどういうルートできましたか?」

「だれと一緒でしたか?」

「だれがホテルからタクシーまで貴女の荷物を運びましたか?」

「タクシーでは荷物をどこにおいていましたか、荷台ですか、室内ですか?」

「タクシーを降りて空港カウンターまで来るときにどういうルートできましたか?」

「途中トイレに入りましたか?」

「その時荷物はどうしていましたか」

「だれかに預けましたか?」

等々の時系列的な質問に明快に答えなければなりません。一応答えられたとしても、少し待たされて、再度ほかの検査官にほぼ同じ質問をされました。しばらくおいてまた違う検査官にこんどは一番彼らがまだ不明だと思う点に関して聞かれました。受け答えに矛盾がなければ、そのまま出国手続きに移れますが、受け答えにまだ矛盾があると彼らが思ったら、その場で荷物を開けられてその中身を全部隅からから隅まで公衆の面前で取り調べられました。男女の区別なんかまったくありません。

 

つまりイスラエル当局は、飛行機への搭乗客本人が知らない(自覚がない)間に荷物を開けられてその中にパレスチナゲリラに時限爆弾を仕掛けられていないかどうかを、このように厳重にチェックしていたわけなのです。

 

わたくしはこのやり方を経験して、人間というものは、日常は意識が浮遊していて、ほとんど警戒心を持たずに行動しているんだということをよく理解させられました。

 

この警戒心に関しては本当に日本人は世界でもまれな「安心・安全ボケ」「平和ボケ」で「ノー天気」ですね。日本から北京に参加するオリンピック選手なども、たとえ人の出入りが隔離された選手村のなかでも、自分の飲料水や食事などには充分に警戒すべきだと思います。室内への人の出入りの人物の同定や時間の確認などは特に気を付けるべきであると思います。中国ではまだ公私の使い分けのマナーが完全に浸透しているわけではないので、対人関係も注意をした方がよいように思います(籠絡されないように)。金・銀・銅メダルに近い選手の周辺は特にコーチが目を光らせている必要があるように思いますね。

 

人目に隠れて選手とコーチがドーピングすることがあれば、それは論外ですが、知らないうちに誰かに食事や風邪薬にドーピング剤を混入させられる可能性もなきにしもあらずですから。

 

(Erika)

 

 

 

 

秘密

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