2011-03-30 14:11 | カテゴリ:未分類

原発排水口下から大量の炭を流したらどうか? -海流生態観察目的のための炭プロジェクトを!

 

   

  今回の東電福島原発からの放射性排水による海洋汚染に関するデータが出始めた。とてつもない濃度の放射性ヨード131による汚染が始まっている。原発は炉心が一部融解して放射能が漏れているということだから、今後はこれが相当の日数続くと考えなければならない。そうすればヨウ素の吸収力の強い沿岸の、生育の早いワカメやコンブの汚染は避けられないかもしれない。(残念ながら、魚やプランクトンへのへのストロンチウムやセシウムの濃縮係数は文献があるが、ワカメやコンブへのヨードの濃縮係数のデータは、小生は知らない。誰かご存じの方は教えてください) 

     

  潮流について、海洋学者の見解は、「だろう」とか「かもしれない」という話が多すぎる。小生の当初の予想どうおり、福島原発の水素爆発以来、科学者のみなさんが、あまりにも呆然として注目していなかった、海洋の放射能拡大汚染が急速に進行中である。

   

  先に2つの「炭プロジェクトを!」 をWINEPブログで提案した。これらは放射能の除染の目的であった。その提案はまだ採用されていないようである。しかし、余りにも遅々としているが、原子炉建家周辺のたまり水の高い放射能を樹脂などに吸着させようという動きは出てきているようである。

     

  小生は、今回新たに、海流生態観察の目的のための炭プロジェクを提案した  い。

   

  炭は、多孔質(ポーラス)で、比重が軽いので、いくら水を含んでも沈まないで海水に浮いたままである。又、まったく陸上生物や海洋生物には害がない(それどころか農地土壌では微生物の住処として尊重されている)。

     

  そこで小生の提案は、時々(毎日一定期間に)大量(10トン規模)の炭を原発の排水溝直下に散布して、その後の原発排水の海洋での流れを肉眼で監視しよう、というものである。経時的に炭の流れを観察すれば、今現在の放射性物質の拡散や流れがわかるだろう。炭はヘリコプターで観察できるだろう。通過する漁船も高放射能汚染海流を避けることができるだろう。

    

  炭たちがどこかの浜に漂着すれば、そこの浜辺は汚染されている確率が高いので、しばらくは近寄らない方が良いだろう。海草なども採取しない方が良いかも知れない。放射能汚染炭は誰かが回収して、浜辺に集積しておくのである。海水で表面が洗われているので、放射線さえ気にしなければ手袋で触っても手袋が汚染する確率は低いだろう。ヨウ素の放射能の半減期を考えれば急速に放射線量は減衰するだろう(セシウムやストロンチウムは半減期が長いので、消えないが。この炭を流す方法は海中への放射能の拡散を炭に閉じこめて押さえているという他の機能も発揮してくれているので、一挙両得である。) 

 

  今は国民はガイガーカウンターが付与されていないので、見えない放射能に過剰の恐怖感を抱かされている。放射能の海洋生態系での経時間な動態解析(モニタリング)は、国民の健康管理のためには、必須なのである。仕方がないのでローテクである炭に登場してもらいたいのである。 

 

  津波で流された漁船や遺体が、宮城県の男鹿半島に大量に漂着しているというテレビでのニュースを10日ほど前に聞いた。この観察結果は、沿岸河川流の海での流れを如術に示唆している。

 

  どうも政府の抱えている科学者スタッフは、大胆な発想ができずに、後手後手てに回ってるとしか思えない。これは戦争なんだ。科学者も研究者も平時の発想をしていては、すべてが間に合わない。

   
結局、米軍に依存しなければならない日本の東電・民間・自衛隊の、平時からの不装備が実にかなしい。 

     

   

(森敏) 
  
追記1:以下の記事が流れている。なのに何の対応もしないとは。もうむちゃくちゃだね。
   

第一原発南側の海水、放射性ヨウ素基準の4385倍

2011年3月31日11時26分

 東京電力は31日、福島第一原発1~4号機の放水口から南に約330メートルの海岸沿いで、30日午後に採取した海水から、原子炉等規制法が定める基準の4385倍に当たる濃度の放射性ヨウ素131を検出した、と発表した。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               

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