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2024-03-13 16:22 | カテゴリ:未分類
スライド1
左はソーセージから出た油分。右は電子レンジでパンクしたウインナソーセージ。

 某社のあらびきポークウインナー(JAS上級規格品と表記)900g袋入りを業務スーパーで購入した。

 それを小分けにして冷凍庫に保存して、その一部を室温で解凍して、はさみで一つ一つのウインナーに切り込みを入れてから、電子レンジに600ワットで3分間かけると、ソーセージがパンクして一部焦げができる。

 驚いたことに、油分が相当量流れ出て来た。この油分をコーヒーカップに掬うと上図のようになる。これを一日室温に放置していたら、真っ白いラードになった。

 余りにも多い油分量なので、この包装ビニール袋裏面に小さく書かれている栄養成分表示(100g当たり)というのを書き写すと、

エネルギー 346 kcal
たんぱく質 10.3g
脂質 32.9g
炭水化物   2.2g
食塩相当量  2.3g

であった。要するにソーセージの32.9%もが脂質なのである。ここに書かれている成分の合計が47.7%となるので、これ以外に含まれるいろいろな添加物の量を除くと、水分は約50%ということになる。いずれにしてもこんなにも脂質が多いとはこれまで気が付かなかった。

 小生がストラスブール大学に滞在しているときに、農芸化学科の有機化学講座出身の中川教授に連れて行ってもらったレストランでのザワークラウトと各種ソーセージの盛り合わせはビールに相性がよくとても美味だった。なので、それ以来時々ドイツ製のザワークラウトの瓶詰めを購入して、国産ソーセージとともに食べることがある。おいしいので馬鹿食いしている。
 
 実は小生は、もう30年以上健康診断での血液検査ではLDH値がHigh(日本人の値の上限以上)と表示され続けており、この値は一向に下がらない。食品には全く油がないとおいしく感じられなくなると思っているので、あまり気にしていないからである。そのかわりに合成食品添加物に対しては袋の裏面での表示を読んで、おおいに気を使っているのだが。

 本日の朝日新聞に「食品の栄養表示 包装前面にも」というタイトルの記事が載っていた。消費者庁が「包装前面栄養表示」(FOPLN)義務を、任意ではあるが加工食品業者に推奨する方針を決めたようである。国民が自然に健康になれるための環境づくりの一貫とのことのようである。

その際の表示は、
熱量(カロリー)、たんぱく質、脂質、炭水化物、ナトリウム、であり表示の単位は1食分の量を原則にすべきだ、としている。

 そうなると小生の好物のソーセージの“馬鹿食い”は減るかもしれない。しかしソーセージの低たんぱく高脂質の含量を知った今後は、ソーセージからは電子レンジで油分を徹底的に取り除いて食することにしようと思う。
 
 
(森敏)