WINEPブログ
「飯舘村のカエルの放射能汚染」
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2023-05-07 04:49 |
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昨日、戦場でのプリゴージン氏のすざまじい形相での以下の演説を聞いた。
:::::プリゴジン氏は、ワグネル兵の遺体が多数横たわる中を歩く自らの動画をソーシャルメディアに投稿し、ロシア国防省を激しく非難。「数万人」がバフムートで死傷したとして、「ショイグ! ゲラシモフ! 弾薬はどこだ! この連中は志願兵として来てお前たちのために死んでいった。お前らが豪華なマホガニーのオフィスでぶくぶく太っていけるように」など、激しい表現を交えながらセルゲイ・ショイグ国防相とヴァレリー・ゲラシモフ総司令官を罵倒した。::::::::
当然のことながら兵士の死体の映像は放送局によりカモフラージュされていた。
そこで突然思いついたのだが、「ロシアの敗戦」 の絵画をチャットGPTに書かせたらどうなるだろうか?
設問後30秒ぐらいして4枚の絵が出てきたが、そのうち3枚はいかにも中身が間違っているので、残りの一枚を提示したのが上掲の絵画である。このままでは見にくいので画面をクリックして全画面をみてください。
クラシックな構図の絵画になっている。この絵の構図のそれぞれの素材をどこから拾ってきたのか知らないが、折り重なる兵士の像(なぜか顔がない)やガスマスクや濛々と立ち上る煙などは藤田嗣二のアッツ島玉砕などの太平洋戦争のいくつかの絵画の一部が流用されているような気がした。背後の大型戦車やクレムリンの大統領府などは、現状のテレビ映像を取り込んでいるように見える。敗戦のイメージが伝わるロシア国旗が前面に横たわる構図はなかなかのものである。
こんなロシア敗戦の想像図をたった30秒で描くなんて、どんな画家も顔負けだろう。素人ながらこれからの芸術家は完全に岐路に立たされているのではないかと思う。
こちらがさらに細かく指示して改良を重ねていけば、チャットはもっともっと訴求力のある絵画を描くのではないだろうか。あえて今回はこの程度でとどめておくのだが。
(森敏)
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