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2019-10-26 09:20 | カテゴリ:未分類

  都内をあちこちを歩いていると、時々枯れ木や、枯れかけた木の枝に、サルノコシカケの類が生えているのに遭遇する。これらを枯れ木からはがすのには努力が必要である。いずれも非常に強固に枯れ木に結合しているからである。まわりに人が居るときに、あれこれ作業していると、怪しまれるので、人がいないときを見計らって、エイヤ!と迅速に剥離しなければならなかった。
    
  以下の図1-図7は、そのときどきにたわむれに採取したサンプルである。図3,4,5,6,7は、真ん中で切れているが、この部分は約5ミリ幅にのこぎりで薄く切り取って、オートラジオグラフの撮像に供したので、抜けているのである。しかし切り取った平板な面を半年間IPープレートに寝かせて感光しても、明瞭な画像が検出されなかった。
   
  表1にはゲルマニウム半導体検出器での放射性セシウムの測定値を示している。サンプルをブロックに数片に刻んで、特殊な大型容器に入れて測定したものである。2017年から2019年までに採取したものである。放射能の測定時期は区々であるが、半減期補正はしていない。軽井沢の2つのサルノコシカケのデータは、以前のWINEPブログとだぶっている。
      
  個々のサルノコシカケが過去にどれほどのスピードで成長したのかは全く不明なので、これらの測定データを、どのように解釈すべきか、なかなか悩ましいものがある。
 
  2011年3月に福島第一原発から飛来した放射能で汚染した木がその後枯れて、それにサルノコシカケの菌糸が入り込んで、栄養源をもらいながらサルノコシカケの細胞がゆっくりと、大きく増殖していった結果、枯れ木の体内放射能をも取り込んだものと思われる。

   
   
  
   

スライド1 
図1 表面
 
 
 スライド2
図2  表面 枯れ木との接着部位
  
 
スライド3 
 図3  表面

 
 
スライド4
図4  表面



スライド5 
 図5.裏面 枯れ木との接着部位
 
 
スライド6 
 図6 裏面  枯れ木との接着部位
 
 

スライド7 

図7  裏面 枯れ木との接着部位





表1.
サルノコシカケの放射能1 

   

(森敏)