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2019-04-28 20:37 | カテゴリ:未分類

          この10年間で歯が3本縦に欠けた。歯を毎日就寝前には磨いてきたつもりだが、いずれの歯もさまざまな経過から、縦に割れて歯根が化のうしたので、抜く羽目になってしまった。麻酔をしていてもその抜歯が痛かったこと!少しでも歯のかけらが歯肉に残るとそこからまたうんでくるのだそうで、深くゴリゴリと掘られたからである。

 

  20歳代の化学実験のときに、希硫酸や希塩酸を、当時は安全ピペッターがなかったので、ピペットを口で吸うという、まったく野蛮なことをやっていた。なので、その強酸性の蒸気で歯のエナメル質が徐々に溶けて、上顎の前歯の2本から虫歯が発生して、両側に広がっていった。長年の間、差し歯や入れ歯といろいろ修復に工夫してきたのだが、最近、歯のかみ合わせが極めて不快になって来た。思い余って今までと異なる歯医者に行ってみたら、口の中をざっと見て、開口一番、
      
「はー? これはひどい、下の歯がかなりあちこちすり減って欠けかけていますね。」

「なぜそうなるんでしょうか?」

「多分、ここ2-30年間の歯ぎしりがすごいんでしょうね。夜中に音を立てなくても『グヤジー!』 『クッソー!』『ガンバレー!』とか言ってレム睡眠の時に歯を食いしばって歯ぎしりをする癖があるのでしょう」

 

  とのご託宣である。これを聞いた時は、一瞬「なるほど!」と思った。 わが人生は、歯を食いしばって生きてきたのかもしれない。。。。。

 

  しかし若い人にその話をしたら、「僕も最近そういわれました」。むろん違う歯医者にだ。「ぼくは市販のマウスピースをハメて寝ています」とのこと。なーんだ、歯医者のこの言葉は誰にも心当たりがある初診の患者を驚かす常套手段なんだね。

 

  しかし小生は左下顎の大臼歯が時々冷水で浸みるぐらいに深くえぐられているので、いずれ割れるかもしれないという恐怖に駆られて、その次の次の受診時に、歯医者に「クッション材としてのマウスピースを作ってくれませんか?」といったら、マウスピースは個人個人に合わせて作るので、歯の治療が全部終わらないとできません、とのことである。あまりやる気がなさそうなのである。現在、小生は一気に7本の歯を治療中である。何カ月かかるやら。市販のマウスピースを探しに行くか。。。。
   

(森敏)
付記:最近、雑誌「President」を皮切りに、各種の週刊誌が歯医者の特集をしていた。高齢者の歯科治療には馬鹿にならないお金がかかる。東京には歯医者もコンビニの数ぐらいあるとのことで、腕の良し悪しや、保険のきかない「自由診療」では、吹っかけ値段が横行しているようなことも書かれている。歯医者のセカンドオピニオンは必須だと思う。やたらに高額のインプラントを薦める医者はすこし要注意だと思う。