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2019-03-12 12:31 | カテゴリ:未分類

    これまでの新聞記事によれば、

「お父さんにぼう力を受けています。先生、どうにかできませんか」

と心愛ちゃんが201711月、いじめに関する学校アンケートの自由記述で記していたのを、学校が最終的に父親に見せた。

 

    この記事を読んで、思わず小生の灘高入学時がよみがえってきた。

 

    今は知らないが、60年以上前の灘高では50人だけ他の中学からの入学生を厳しい試験で受け入れていた。その50人は灘中からそのまま上がってくる在校生よりも実力が低いということで、一つのクラスにまとめられていた。その入学早々国語の教師が、作文の時間を設けて「灘高に入学した感想を何でも自由に記述しなさい」というので、中身はすっかり忘れたのだが、小生は中学校では新聞部の部長をやっていたので多少批判的な作文を提出したのだと思う。
 

    その後小生は職員室に呼ばれて中高6年間の6人の学年担当主任にぐるりと囲まれて、いろいろ詰問された。趣旨は「そんなにこの灘高が嫌なら、明日にでも退校してもいいんだよ。君みたいなのがいると他の生徒に迷惑がかかるからね」

と、自分でもわけがわからない嫌味を言われた。その後の卒業までの3年間は英・数・国・社の教員によるいじめで地獄の苦しみを味わった。あまり周りの事を気にしない体質だったので自殺に至らず何とか切り抜けられたのだと思う。

 

    これは国語の教師がスパイ行為(思想調査)をしたということである。

 

    心愛ちゃんは父・母・先生・お友達の誰にも頼れなくて、<寂寥の極み>であの世に逝ったことだろう。

 

      


(森敏)


付記1:以下の記事です


千葉県野田市立小4年の栗原心愛さん(10)が自宅浴室で死亡した事件で、心愛さんが2017年11月の学校アンケートに「お父さんにぼう力を受けています。先生、どうにかできませんか」と回答していたことが31日、分かった。市教育委員会は、この回答のコピーを父勇一郎容疑者(41)=傷害容疑で逮捕=に渡しており「威圧的な態度に恐怖を感じ、屈してしまった」と説明した。

野田市教育委員会は31日に記者会見し、アンケートの記述内容を公開。心愛さんは、容疑者から「夜中に起こされたり、起きているときにけられたりたたかれたりされています」と書いていた。

付記2.小生の中学校の時の国語の先生は、修学旅行の時の厳島神社前の旅館で、真夜中に友達と行った狼藉を書いた小生の作文に対して、全く事を荒立てることはなかった。

2018-12-27 11:05 | カテゴリ:未分類

65歳ごろから始まった早朝の下半身のしびれ対策には毎日いろいろ工夫している。

 

初期のころは、足の指先などのしびれが主で、このレベルでは、放っていてもしびれは、数分で自然に収まっていた。若いときの大阪湾で遠泳中などに時々経験した冷却や疲労による足指のしびれに似ていた。時々聞かされていた他の高齢者のたまらなく激しい、そこから徐々に脚の各所のしびれに進行していったという話にはあまり興味がなかった。自分の場合は進行しないだろうと、たかをくくっていたのである。

 

それが、さらに数年後には、だんだん足の表の皮膚の温度感覚が低下し、足裏に砂利を踏んでいる感覚の事態に進行した。足裏の皮下に水がたまっており、それが負荷のかけ方であちこちに動くように今でも思われる。しかし足裏を触っても皮下と真皮の間が浮腫のようにぶよぶよではない。

 

次に、足指先から膝まで足全体がしびれる感覚になってきた。足指先のしびれと、くるぶしから下の痙攣の症状は漢方薬の68(芍薬甘草)で少し治癒するような気がする。

 

次第に、早朝に膝下の脚の筋肉のけいれんで目が覚めるようになってきた。これは大声を出したくなるほどのかなりの苦痛を伴う。ひどい場合はいろいろ工夫しても収まるまでに10分ぐらいを要する。一日中筋肉の緊縛後の足が重い違和感が続く。

 

全身MRIを取った神経内科の医者には「脳が誤認してそう感じさせているのです」という分かったようなわからないような回答を得ている。血管内科の超音波検診した医者には、脚の血管が細くはなっていますが特別悪くはありません。3か所通った整形外科の医者はどこも悪くありません、とのご託宣である。どの医者からも「老化」でかたづけられたままである。

 

次に、最近では内股の筋肉の張り裂けるような強直で、目が覚める時が起こるようになってきた。筋肉が鉄管のように強直している。大声でわめきたくなる激痛である。時には車を降りるときや新幹線の座席から立ち上がるときにも起こるので、最近は慎重に慎重に座席から立ち上がっている。時にはせっかくのグリーン車なのに、しょっちゅう立ち上がってトイレのある通路に出て屈伸運動をやっている。座席が低い乗用車や新幹線は実に要注意である。実験室や喫茶店での椅子もしかりである。


福島での放射能調査翌日の早朝、小生は内またの筋肉が3時間ばかり強烈にけいれんを繰り返して、四苦八苦した。やはり往復5時間も常磐線に乗っていたり、車での数時間の調査で上下に揺られて、臀部の神経を圧迫したのがいけないらしく、寝ているうちに、そこの神経がまひして、血流が鈍くなって、筋肉に酸素がいかなくなって、痙攣が起こったものと、自己流に解釈した。

 ある日の早朝、この症状が出てベッドで悶えながら、いろいろ工夫して、臀部の尾てい骨の両サイドに対称形に存在するらしい「ツボ」を強くしごくと、神経なのか、血管なのかが解放されたらしく、瞬く間に足全体がポカポカしてきて、痙攣が収まってくることを発見した。この間たったの10秒!これは小生にとって大発見であった!

 これで今後は痙攣の件はだいじょうぶかな、と思っていたら、そうは問屋が卸さない。ほかの大腿部の筋肉のけいれんが起こった場合は、なかなか的確なツボが見つからない。だから、尾てい骨から臀部に至る左右の一帯を両手の親指でゆっくりさすったりしながらツボを探すことになっているが、あまり効果がない。もッと深部にツボがあるのだろう。

 

以前に病気で入院しているときに、ベッドで寝ているときの脚の血管の血瘤形成防止用にと真っ白な医療用の腰から下の長靴下を履かされたことを思い出して、そういうのを病院店舗で2種類、運動具店で2種類ばかり買っていろいろ試着したら、足は軽く感じられるようになるのだが、いずれも圧力が強すぎて、昼間も着用すると頭がのぼせる感じが出てきたので、危険を感じて結局やめている。そこで最近では、寒さ対策も兼ねて膝から下の男性用の長靴下を一日中履いている。こんなものが男性用にもあるとはうかつにもつい最近まで知らなかった。これはなかなか効果的で、立ち姿でコンピューターに向かっていても軽快で、ベッドに寝ていても、足の引き攣れが格段に減少している。何よりも今までと比べてよく眠れるようになった。

  

 市販の脊柱管狭窄症対策の本など読みあさっているが、どれもこれも、ほとんど役に立たない。手術しても良くならない、ヘタをすると余計に症状が悪化する、という周辺情報も多々あるので、実に要注意である。普遍的な「解」はないのだろう。自助努力でしか「解」はみつからないのかも知れない。

 

     
(森敏)

 

2018-10-26 06:23 | カテゴリ:未分類
 

 前回のブログでは、過去の2011年から2017年までの、ジョロウグモの放射能を紹介した。
    
  その時は、直近の10月に2回福島の浪江町と双葉町で採取した27匹のジョロウグモと偶然見つけた1匹のコガネグモを、まだ測定中であったので、今回はその測定結果を紹介する。
     
  今回は福島調査の直前に襲った台風21号と24号のためか、クモの巣が破れて例年よりもクモは激減していた。
じょろうぐもjpeg 
1匹ずつU8カップに捕獲したジョロウグモ
       
  上図のようにGe半導体測定容器U8カップに1匹ずつ採取してきた(1匹ずつでないと必ずジョロウグモでは共食いの激しいあら争いが起こる!)ものを、大学で直ちにNaIでの測定用カップに1匹ずつ入れなおして、NaI法で測定した。一匹ずつGe半導体法で測定するには、とても時間がかかるからである。
     
  したがって今年のデータは乾物重当たりの放射能値ではなく、生体重当たりの放射能値になっている。例年と比較するにはおよそ、この2-3倍を掛けるとよいはずである。
     
  ほとんどのクモは雌クモで腹がパンパンで出産まじかであった。雄クモが4匹ばかり取れたのだが、これらは雌クモの20分の一ぐらいと非常に小さくて、個体あたりの総放射能が少ないのですべて検出限界値以下であったので下図からは省いている(あらためてGe法で測る予定である)。
      
  除染を全くしていない空間線量が現在も非常に高いところ(浪江町3-5μSv/h、双葉町13-15、16-19、14μSv/h) でのクモのサンプルであるので、ジョロウグモもコガネクモも内部被ばくはいまだに強烈に高いことがわかる。
 
    
      
高い空間線量を示す放射能汚染地区では、現在では主として土壌の有機物層が放射性セシウム汚染しており、これらの可溶性放射能はバクテリア、カビ、などの栄養源となって濃縮しており、クモはこれらのカビ、バクテリア、その他の地虫を食べている。そのため、いまだに内部放射能被ばくが下がらないと思われる。





 

 
 
スライド2 
 
(森敏)
2018-10-17 11:42 | カテゴリ:未分類
   2011年以来小生たちはジョロウグモを、継続的に調査している。
  
  
  図5は以前にもWINEPブログで示したもので、すでに論文でも発表している。
   
  川俣町や飯館村と浪江町のさまざまな地域の2-8匹の平均値である。
    
  図6はここで初めて発表する2016年と2017年のもので、主として、浪江町と双葉町の避難困難区域のものである。
 
両地区のまだ除染が進んでいない場所のものである。
    
       
  さすがに半減期の短いAg110mは図5では検出されなくなっているが、
      
いまだに半減期の短いCs-134は検出されており、
     
半減期の長いCs-137は依然として高濃度に検出されていることがわかる。
   

  図3と図4は、図5に示す2016年のジョロウグモの一部のオートラジオグラフの像である。

ジョロウグモの卵をはらんでいる個体は、乾燥が不可能で、押すと中身が出てきてつぶれて、形状が壊れている。
   
そもそもクモの8本の足を平面に押すことが不可能であるので、足がばらばらに壊れているものが多い。
   
汚染の強弱があるが、すべてのジョロウグモが汚染していることがあきらかである。
  

 すなわち、放射性セシウムは、除染しない限り生態系で循環している。
    

 
 

 
スライド1 
 
図1. 双葉町でのジョロウグモ
 

スライド2 
 図2.オートラジオグラフ撮像用に乾燥して押しつぶしたジョロウグモ。
 
  
 
スライド3 
 
 図3.図2のオートラジオグラフ。
 
  
スライド4 
  
 図4.図3のネガテイブ画像
 
   
   
 

 
 
 スライド5    

図5. ジョロウグモの放射性銀と放射性セシウムの放射能(ベクレル/乾物重 )
 
   
   
  
 
 
 ジョロウグモjpeg2016-2017 
 図6.ジョロウグモの放射性セシウムの放射能(ベクレル/乾物重) 
 
 
 
 
 
 
2018-10-12 14:55 | カテゴリ:未分類
コウノトリはぐくむお米jpeg 
コウノトリ育むお米 有機米

Organic Healthy+Beauty +Ecology の表示

 

 


     

千葉の「幕張メッセ」で農業EXPOが本日までおこなわれている。(1010-12日)

「国際ガーデンEXPO,

「農業資材EXPO,

「次世代農業EXPO,

「6次産業化EXPO,

「道工具作業用品EXPO

に加えて、今年は大々的にブースを広げて

「日本の食品輸出EXPO」(ここだけで主催者によれば600社10000商品とのこと)が併設して開催されていた。

 

すぐには実用化を必ずしも期待されていない大学の研究紹介と異なり、すでに商品化されていたり、これからの商品としての可能性を探る試供品が、多数展示されていた。多くは中小企業の人たちの取り組みで、実に真剣な熱気が感じられた。小生はこのイベントに毎年参加して勉強させてもらっているので、今年も新しい企画や商品だけに興味を絞って、各所の展示ブースに立ち寄ったのだが、どのブースでも、うっかり立ち寄ると、熱心な説明員の売り込みに応答して多少の議論をしなければならないので、たえず気圧され気味であった。
 
  あまりにもブースの数が多すぎて、とても回り切れなくて、2日間だけでドット疲れた。ただし、「日本の食品輸出EXPO」の展示では、600もあるほほ半数のブースで、試食や試飲が出来たので、生来食い意地の張った小生にとってはとても楽しかったのだが。ここの商品は輸出狙いなので英語や中国語でのラベルが多く、会場はアジア系外国人バイヤーでごった返していた。

    

ところで、小生の一番の興味はどこかの業者が「米パン」を学校給食に採用する取り組みがないかであった。先日見たばかりのテレビでは、お茶碗に盛った “白いご飯”と並べて“小麦粉パン”を学校給食で児童に出してみると、およそ7割が、パンを選んだということであった。その理由として、ご飯は残すと先生に叱られる、食器を洗う手間がわずらわしい、などなど。それにくらべてパンなら完食できる、というような児童の感想が紹介されていた。

 

そこで子供たちにお米をどんどん食べてもらうためには、どうすればいいのだろうか? と考えた。「米パン」や「米あんパン」や「サンドイッチ米パン」を提供することが考えられる。そこで展示会場で大企業の小麦の製粉メーカーや、米粉メーカーや、米パンメーカーに、いろんな角度から質問を投げかけてみると、おおよそ以下のことが分かった。

 

 10年ほど前から学校給食にお米を取り入れることは文科省で薦められて普及しているが、使用量は頭打ちかむしろ低下傾向にある。「米パン」はもちもち感があることと、冷えると固くなるので、給食の時間のタイミングに合わせるのがむつかしい。日本ではパンのイメージが大略 “ふわふわ感” があるべきだと子供たちの頭に刷り込まれているようなので、冷えた「米パン」は、「これはパンではない」、という違和感があるのではないか。「米パン」にすると、現時点では国産のお米の原価が小麦の2倍である、。「米あんパン」などにすると子供達は食べるかもしれないが、さらに値段がかさむ。一食300円弱の学校給食で決められている値段ではほかの栄養成分のおかずなどに影響が出るので、とてもむつかしいだろう。

 

などと供給側は「米パン」で学校給食に食い込むのは実に消極的で、製品化する前にほぼ断念を強いられているようである。できない理由ばかり聞かされた。

    

それでも、米麺(べいめん)を細切りにしてサラダで提供したり、月に一食は地産地消農産物を採用すべきであるという自治体の規則で、辛くも週にいっぺんは米飯にしているところもある。というぐあいであった。

 

義務教育での「食育」は単に「栄養と健康」に関する知識ばかりでなく、当たり前のことだが、食べ物の生産と環境問題が切っても切れない関係にあることも教えるきっかけにすべきものである。お米の生産現場である水田の多面的機能(洪水時の貯水機能、景観保持機能、生物多様性の保持機能などなど)を環境問題として、しっかり教育すべきなのである。日本ではお米の生産は国土保全に必須である。だから子供のときからお米をおいしく、おなか一杯に食べてもらうことが必要である。

 

少子化の日本の次世代への教育投資は、今や喫緊の課題である。子供の健康な体を作り、環境問題に貢献する「お米食」はもっと強く推し進めるべきだと思う。それが限界にきているのなら、子供達が食べやすい「米パン食」 さらには「サンドイッチ米パン食」 などを学校給食用に開発すべきであろう。多少とも費用が掛かっても、次世代の育成と環境保全のためには実に安い投資だと思う。

   

正確な記憶でないのだが、今回文科省は学校の地震に危険なブロック塀除去対策に60億円、夏の高温の教室のクーラー対策に800億円を補正予算で計上したと、たしかテレビで報じられていた。

    

文部科学省の調査(2014年5月1日現在)で全国平均の学校給食費の個人負担の月額は、公立小学校高学年で4277円(1食あたり246円)、中学校4882円(同286円)ということである。これにあと毎食50円ぐらい国が負担すれば「サンドイッチ米パン」をつくることはさほど困難ではないだろうか? これだとおかずを米と共に摂取するので、一挙両得ではないだろうか? 
      
 
というようなことをつらつら帰りの東京駅まで40分ばかりかかる京葉線の鈍行のなかで夢見心地で考えていた。  


 (森敏)
 
追記:その後、2018年11月28日の朝日新聞朝刊に以下の小さな記事が写真入りで掲載されている。
口コミでも広がって売れるといいですね!

    
米粉のもっちりコッペパン
敷島製パンは、新潟県産米の米粉を使用したコッペパン「こめこ入りっぺ」を、12月1日から発売する。もっちりとした触感のパンに、北海道産あずきを使った粒あんと、道産練乳入りのクリームをはさんだ。想定価格は税込み110円。関東、中部、関西、中国地区のスーパーなどで扱う。

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