2017-04-08 21:36 | カテゴリ:未分類
浪江町で、木に絡まっているつる性の植物を採取した(図1、図3))。押し葉にするとつぼみの部分に放射能を感じたので、オートラジオグラフをとって見た(図2、図4))。皮肉なことに古代の人物の首飾りのような美しさを感じた。
放射能を測定すると、各部位間であまり差が見られず、つぼみ(花)の部分にも結構放射能が集積していた(表1)。


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 図1.スイカズラ

 
 
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図2. 図1のオートラジオグラフ

 
 
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 図3.図1の拡大図
 

 
 
 
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 図4.図3に対応する部位の図2の拡大図
 
 
 
    
 
  
   
   表1.図1のスイカズラの部位別放射能濃度
スライド1 
 
 
 
   
  
 
 (森敏)
   
付記1:牧野植物図鑑には、スイカズラ のことを、
冬を忍(しの)いで凋(しぼ)まず、ゆえに 「忍冬」の漢名あり、とある。
  
付記2:東大の皮膚科の教授であった、作家木下杢太郎は、太平洋戦争終戦直前の昭和20年7月ごろに、このスイカズラを写生しているが、この絵に関しては普段かならず付すコメントがない。
激しい東京空襲下でひたすら写生に気を紛らわしていたのではないかと想像する。
   
 
P1290823.jpg 
(『百花譜百選』 木下杢太郎画・前川誠郎編 岩波文庫より)