2014-11-28 11:17 | カテゴリ:未分類

以下、昨日の東電のホームページから引用する。
このような事故が今後もまだまだ続くのだろう。
しかしこの事故を、本日の「福島民報」や「福島民友」は報じていない。

  
1.

報道関係各位一斉メール 2014

福島第一原子力発電所における2号機使用済燃料プール代替冷却系の停止について

平成261127
東京電力株式会社

 本日(1127日)午後4時43分頃、2号機使用済燃料プール代替冷却系の一次系ポンプ(B系)が自動停止し、当該プール冷却が停止しました。

 現在、原因・現場状況等の調査を行っております。

 冷却停止時の当該プール水温度は16.7℃であり、冷却停止時の温度上昇率は0.146℃/hであることから、運転上の制限値(65℃)に到達するまでには、約13.8日と評価しております。

 また、プラントデータ(原子炉への注水流量等)の異常、モニタリングポスト指示値の有意な変動は確認されておりません。

 

2.

報道関係各位一斉メール 2014

福島第一原子力発電所における2号機使用済燃料プール代替冷却系の停止について(続報)

平成261127
東京電力株式会社

 福島第一原子力発電所における2号機使用済燃料プール代替冷却系の停止に関する続報です。

 現場を確認したところ、以下のことがわかりました。
 ・使用済燃料プール代替冷却系一次系ポンプ(B)に漏えい等の異常は確認されませんでした。
 ・使用済燃料プール代替冷却系の空気作動弁に、作動用空気を供給している空気圧縮機が停止していました。(空気圧縮機は2台設置されており、通常は1台運転、1台は待機状態)
 ・警報は「系統入口流量低」が発生しましたが、他に異常を示す警報は発生していません。

 使用済燃料プール代替冷却系が自動停止した経緯については、何らかの要因により運転中の空気圧縮機が停止したため、空気作動弁が閉動作し、使用済燃料プール代替冷却系一次系ポンプ(B)が自動停止したものと推定しております。

 今後、以下の対応を行います。
 ・空気圧縮機の健全性を確認した上で、待機状態にあった空気圧縮機を起動し、空気作動弁の開閉試験を行います。
 ・その後、自動停止した使用済燃料プール代替冷却系一次系ポンプ(B)を起動させます。

 なお、使用済燃料プール代替冷却系一次系ポンプ(B)の起動に要する時間は、2時間程度と見ております。また、空気圧縮機が停止した原因について、今後調査してまいります。

 

 

 

(森敏)
 
付記:上記の東電発の一斉メールを見ても、使用済燃料プール代替冷却系なるものは、異常を感じてポンプが自動停止しても、「ポンプと空気圧縮機」を連結した一連の別の系統があるわけではないことがわかる。 あくまで一系統での、異常時でのマニュアルによる修復操作になっているようだ。現在、まだ待機状態空気圧縮機への切り替え後の結果が出ていないが、実際に使用済燃料プールの温度は下がり始めたのだろうか? 

281110分 森敏記)
 
 

追記1。東電福島第一原発では、東電のホームページでいちいち公式報道されないもっと重要な事故が頻発しているのではないだろうか? 特に本日からの選挙公示期間中は東電は現政権に気を遣って「音無の構え」になる可能性があるから、要注意である。マスコミはきちんと監視してほしい
 
追記2.本日の以下の報道では、この原因が以下のごとく作業員による「ヒューマンエラー」とは。絶句です。事故発生から原因究明まで10日以上もかかっていることになる。(12月12日 記)
   

スイッチ誤操作で冷却停止 福島第1原発2号機プール

20141211 2055

 東京電力は11日、福島第1原発2号機で11月に使用済み核燃料プールの冷却が一時的に停止するトラブルがあり、作業員が誤って周辺機器の運転スイッチに触れて切ってしまったのが原因だった可能性が高いと発表した。

 東電によると、プールの冷却停止は11月27日午後に発生した。冷却を制御する弁に空気を送るコンプレッサーと呼ばれる機器が停止して弁が閉じ、プールから水がくみ上げられなくなったことが原因と分かった。約5時間後に別の機器を起動して冷却を再開したため、燃料に異常はなかった。

(共同)

追記3.
深読みすれば、東電は「使用済み核燃料プールの冷却停止」が作業員による人為事故(ヒューマンエラー)とただちに原因が分かったのだが、余りにも稚拙な事故なので、広報部が発表をためらたのではないだろうか?  たとえ原因究明のための東電の技術者のレベルが高くても、広報担当者が相変わらずの隠蔽体質では、今後も同様の事故は避け難いだろう。この種の事故に対する作業員教育その他の今後の対策が述べられていないからである。