2016-09-29 12:07 | カテゴリ:未分類
   以前にも何回か海外の主要新聞で掲載されたことを紹介しましたわれわれの「放射能汚染長靴」の放射線像が、ドイツの写真誌GEOにも掲載されました。このような放射能汚染長靴や手袋などは5年前に住民があわてて避難した空家の玄関先や納屋などに、現在でも多数放置されています。
  
  

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   ドイツ語に堪能なかたがおられましたら、翻訳をお願いします。
ネットの自動翻訳機にかけると、残念ながら意味不明な翻訳になりますので。
   
(森敏)
 
追記: 翻訳に関しては、

長靴の横の文章は、「このゴム靴は福島原発の(事故を起こした)原子炉から10kmのところで見つかった。黒い点は放射性物質の存在を裏付けている」程度の意味かと思われます。
というコメントを読者からいただきました。 ありがとうございました。

 
2016-08-16 12:32 | カテゴリ:未分類

日本土壌肥料学会2016年度佐賀大会 公開シンポジウム

「事故から5年―農業環境・農作物・農業経済の変遷と課題―」

 

日 時:2016(平成28)年922日(木)13301640

会 場:佐賀大学本庄キャンパスX会場(教養教育大講義室)

主 催:一般社団法人日本土壌肥料学会、日本学術会議 農学委員会土壌科学分科会、農学委員会・食料科学委員会合同IUSS分科会

趣 旨:

  東京電力福島第一原子力発電所の事故によって福島県を中心とする農業は大きな打撃を受けた。事故から5年が経過し、農業環境において様々な放射性物質の低減化対策が検討され、農産物中濃度は基準値を充分に下回るようになった。本シンポジウムでは、5年間にわたり研究が進められてきた農業環境における低減化対策とその効果、農業環境における放射性物質の現状と将来予測、作物摂取による被ばく線量評価、更には原発事故がもたらした農業経済への波及と回復等についてこれまでに取り組んできた専門家に紹介頂き、土壌肥料学会員に広く周知するとともに、一般市民にも公開・普及する。また、今後の課題や営農再開に向けた取り組みなどについて議論する。

 

次 第:

・座長:中尾 淳(京都府立大学大学院生命環境科学研究科助教)

        塚田祥文(福島大学環境放射能研究所副所長、教授)

13:30 開会あいさつ:

         間藤 徹(日本学術会議連携会員、日本土壌肥料学会会長、京都大学大学院農学研究科教授)

13:35 5年間における放射能汚染対策の概要と成果-農地の復興をめざして-」

信濃卓郎(国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 農業放射線研究センター長)

14:05 「果樹における放射性セシウムの動態-果樹園の回復をめざして-」

佐藤守(福島県農業総合センター果樹研究所栽培科専門員)

14:25 「水田における放射性セシウムの動態とモデル化-安全な稲をつくるために-」

江口定夫(国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構物質循環研究領域水質影響評価ユニット長)

14:45 「農耕地土壌における放射性セシウムの動態にかかわる有機物の役割-有機物の意外な効果-」

山口紀子(国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構有害化学物質研究領域無機化学物質ユニット上級研究員)

14:55 「森林環境における放射性セシウムの分布と挙動-森林・林業の復興にむけての課題-」

金子真司(国立研究開発法人森林総合研究所立地環境研究領域長)

15:15 「福島県における農作物中放射性セシウムとストロンチウム-90濃度および作物摂取による被ばく線量評価-福島県農作物の現状-」

塚田祥文(福島大学環境放射能研究所副所長、教授)

15:35 「原発事故がもたらした農村農業への影響と5 年間の総括-現地の取り組みと復興のいま-」

小山良太(福島大学経済経営学類国際地域経済専攻教授)

16:05 総合討論:

コメンテーター:万福裕造(国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構生産体系研究領域バイオマス利用グループ主任研究員)、齋藤雅典(東北大学大学院農学研究科教授)、齋藤 隆(福島県農業総合センター浜地域農業再生研究センター技術研究科主任研究員)、南條正巳*(日本学術会議会員、東北大学大学院農学研究科教授)、木村 武(全国農業協同組合連合会肥料農薬部技術対策課技術主管)

16:40 閉会

 

入場無料

問い合わせ先:佐賀大学農学部 日本土壌肥料学会2016年度佐賀大会運営委員会事務局

                E-mail: jssspn2016@ml.cc.saga-u.ac.jp




  

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2016-06-20 06:46 | カテゴリ:未分類

   
焼却処理が完了 放射性物質汚染の下水汚泥 2016/06/01 11:02 福島民報 )

 郡山市の県県中浄化センター下水汚泥仮設焼却施設で31日、東京電力福島第一原発事故による放射性物質に汚染された下水汚泥の処理が完了し、施設の運転が終了した。
 施設は環境省が整備し、平成25年9月に1キロ当たり8000ベクレルを超える放射性セシウムを含む「指定廃棄物」の汚泥約1万1千トンの焼却を開始した。26年4月からは同8000ベクレル以下の汚泥約2万7千トンを県が処理した。
 汚泥は全て同センターでの下水処理の過程で発生した。焼却前、フレコンバッグ(除染用収納袋)に入れられ、センターの敷地内に山積みされていた。
 焼却灰約7500トンはフレコンバッグと貨物コンテナに入れて敷地内で保管している。このうち約7千トンは指定廃棄物で、国有化された富岡町の管理型処分場に搬入される見込み。8000ベクレル以下の残る約500トンは埋め立て処分できるが、県は環境省と対応を協議している。県は29年3月までに施設の解体を完了する予定。費用は東電に請求する。
   
   

去る20151121()午後900分~949分 に放映された
NHKスペシャル シリーズ「東日本大震災追跡原発事故のゴミ」
に関しては、このWINEPブログでも紹介したのだが、読者はすでに忘却の彼方だと思う。
   
     このときの現地の映像がすこし放映された『福島県・県中浄化センター』について、「放射能汚染した活性汚泥の焼却を終えた」という由の記事が、上記「福島民報」に掲載された。小生はこのNHKテレビクルーの取材のときに、頼まれて福島県郡山にある「県中浄化センター」に同行したので、今回の新聞記事には感慨深いものがある。小生自身もこの時カメラ撮影したので、以下に施設を簡単に紹介しておきたい。最近の義務教育では生活科学科での環境教育の一環として <下水道施設の見学> などが組み込まれているようなので、若い世代には以下の内容はめずらしくもないかもしれない。しかし60歳以上の日本国民は下水道施設を見学された経験のない方が多いと思うので。


  
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 図1.福島県「県中浄化センター」本館の最上階のガラス窓越しに北側の 微生物による汚泥処理施設 を俯瞰した光景。 画面中央部全面は広大な開放型の曝気槽。 
  
     
  図1の手前の暗渠(あんきょ)から下水を取水し、画面中央部の開放系の曝気(ばっき)層で好気的に菌体を培養して汚水成分を栄養源として吸収させて増殖させて、左上方の白い建家(図2)の中に生じた菌体(汚泥成分)を回収し、汚泥脱水機(図3、図4)で、水分を絞って濃縮汚泥とし、これを回収し(ここに菌体に取り込まれた放射能が回収される)、きれいになった:(生物的酸素要求量(BOD)が低下した)水は向かいの山がわの下を流れる阿武隈川に放流される。
 
  原発事故以来この県中浄化センターでは濃縮汚泥の一部を掻き取って1リットルのプラスチック容器に入れて(図5)、放射能測定器で放射能を測定している(図6)。以前にもWINEPブログで紹介したように、主としてI-131、Cs-134、Cs-137が現在でも検出され続けている。

 

 

 

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図2.汚泥処理棟

 


 
 

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図3.汚泥脱水機 


 
 

 

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図4. 汚泥脱水機の横のふたを開けたところ。フィルター越しに絞り水がでている。

 


 
 

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図5.汚泥脱水機から掻き取った汚泥が入ったの測定用容器
 

 

 

 

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図6.放射能測定器。このなかに図5の容器が入っている。測定値が机上のコンピューター画面上上でピークパターンとして表示されている。 

 

 
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図7. 奥の赤い建物が本館。玄関南正面に汚泥が入ったフレコンバックががずらりと約1万袋並んでいる。写真右の空き地は、これまでに焼却処理にまわされたフレコンバックがあったところ。図1の写真はこの本館最上階から北の山側を俯瞰したもの。 

 

  図7にみられるフレコンバック内の汚泥を順番に高温で燃焼して減容化していっているのだと所員に説明された。高温燃焼は民間業者が請け負っており、「平成27年までに終了すべし」という地域住民との契約であるので、その時点で解体するとのことであった(今回の福島民報での報道は、その住民との約束を忠実に実行している、ということの表明なのだろう)。この高温燃焼炉なるものは建屋全体が全面的に高い塀に覆われたもので、中身は残念ながら見学させてもらえなかった。高温燃焼で出てきた線量の高い飛灰を付着したバグフィルターや、高濃度に濃縮された焼却灰の取り扱いをどのように行っているのか非常に興味があったのだが、現在あいにく工事中という理由で見学は断られた。映像がテレビで放映されて、クレームがくるのをおそれたのかもしれない。この燃焼施設などの建設や運転費用なども教えてもらえなかった。上記の記事では汚泥焼却にかかった費用は東京電力に請求すると報じられている。当然だろうが、いつ実現するのだろうか? 

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図8.燃焼した灰やバグフィルターなどの保管庫エリア。奥の方にももう一か所山積みされている。あと2カ所別のところにも。
 
    

  放射線量が高い焼却灰などはフレコンバックに詰められて、それらがこの時点ではステンレス製(?)の20トンコンテナに内蔵されていた。図3.の写真に見るように、このコンテナが20(横)x3(横)x4(高さ)x(2カ所)=480個ばかり集積されており、まだ増える様相であった。写真のコンテナを囲む緑のフェンスの脇で放射線量を所員に測定してもらうと毎時0.23マイクロシーベルトで、そこからはなれるごとに線量は低下していったが5メートル離れても 毎時0.12マイクロシーベルトあった。コンテナの中身は相当な放射線量と思われる。我々が訪問した昨年10月の時点では、このコンテナに収蔵された高濃度放射能含有廃棄物はこれをどこに持っていって貯蔵するかあてがないようであった。しかし今回の新聞報道では「このうち約7千トンは指定廃棄物で、国有化された富岡町の管理型処分場に搬入される見込み」とある。実際にはいつになることやら。
        
  
現在も発生し続けている低濃度放射能汚染汚泥は、許容基準が8000Bq/kg以下という暫定基準を満たしているかぎり、従来通りの扱いになるのだろう。しかしいくら合法的だと言っても、従来通りのルートで埋め立てや従来通りの燃焼炉での焼却にただちに持っていけるかどうか、不透明なところがある。しばらくはまだ敷地内に集積保管されるのではないだろうか。
             
  以前にも述べたように、福島県ではこの県中浄化センターと県北浄化センターは原発事故以来、忠実に活性汚泥の放射能値を毎日測定し毎月ごとにホームページ上に開示している。このモニタリング事業は地味だが非常にすばらしい活動だと小生には思える。なぜなら、もし東電福島原発が廃炉工程で再度爆発したりして放射能が飛び散れば、それが直ちに活性汚泥に反映されることが今や明らかになっているからである。このモニタリング事業は一種の原発の監視機構として機能しているのである。したがって福島第一原発の廃炉が続くまでずっと続けるべき事業だと思う。
 
      
(森敏)
付記:濃縮汚泥にいまだにI-131が検出され続けている理由については、別の機会に紹介したい。
追記:以下の記事です。ご参照ください。
福島県では依然として下水に放射性ヨウ素(I-131) が放流されている 
  
 


  
 
  



     

  


2016-04-23 11:03 | カテゴリ:未分類

BS1スペシャル「原発事故 5年目の記録」
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1日(日)午後7時~「(前編)被曝(ばく)の森」
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1日(日)午後8時~「(後編)無人の町は今」

今年3月放送し、大きな反響を得たNHKスペシャル「被曝(ひばく)の森」の大幅な拡大版。福島第一原発事故によって7万人の住民が避難を強いられ、生じた広大な無人地帯。広さは東京23区の1.5倍に及ぶ。人の姿が消えて5年、いま何が起きているのか―。世界中の科学者たちが調査を続けている。高濃度の放射性物質に汚染された“被曝(ばく)の森”。そこに生きる生物への影響は…?人が消えた町で大繁殖する野生動物。人を恐れぬ新しい世代の生態とは…?“知られざるFUKUSHIMA5年目の記録。前編は放射能影響の謎に迫り、後編は無人の町の今を見つめる。
【語り】礒野祐子

 


去る3月6日に放映されたNHKスペシャルに関しては20人以上の方から、メールと手紙で熱のこもった感想をいただきました。それらを個人情報を伏せて、NHKデイレクターに送りました。

  

今回のBS1スペシャルは、さまざまな視聴者からの意見を取り込んで前編と後編に分けて、前回の二倍量の2時間番組として作成しているようです。

 

小生(森敏)らが登場する部分は前回とあまり変わりばえがしないとのことです。なので、もし『放射線像』に関してさらに詳しいことがお知りになりたい方は、小生が先日文京区の学習会で講演した内容が以下のu-tubeで公開されていますので、お時間のある時にご笑覧ください。ただし全部で2時間半の長丁場です。

文京区アカデミー茗台学習室Aにて 13:25開会
動画(UPLAN提供)
 
    
映像:https://youtu.be/mih1FzATQco?t=30m20s

    

映像(質疑応答)

https://www.youtube.com/watch?v=DA778KBNj9o

  

        

 (森敏)

付記1: よろしければ、以上の情報をお知り合いに拡散してください。
 

 付記2:BS1の前宣伝のために5月1日までWINEPブログを休載いたします。

追記1: BS1スペシャル「原発事故5年目の記録」前・後編はその後 6月4日に BS1で再放映されたとのことです。(6月10日記)

 

2016-03-31 07:46 | カテゴリ:未分類

18日に本格運用 第一原発の焼却設備 東電廃炉作業の廃棄物減容化            

  2016・03・16福島民報 )

 東京電力は15日、福島第一原発の廃炉作業に伴い増え続けている廃棄物を減らす「雑固体廃棄物焼却設備」の本格運用を18日に始めると発表した。東電は、焼却で廃棄物の体積を20分の1程度まで減らせ、保管場の確保が課題だった使用済み防護服などの減容化につながるとしている。
 焼却設備は昨年11月に敷地内に完成した。事故前からあった設備が震災の影響で使えなくなり新設した。
 第一原発では現在、1日約7千人の作業員が働いている。廃棄物として保管されている防護服などの衣類は昨年末時点で約7万立方メートルに上っており、減容化できなければ将来的に保管場所がなくなり、新たに整備せざるを得ない恐れがあった。
 東電は2月初旬から3月初旬にかけて、実際に廃炉作業で使った防護服や手袋などを燃やす試験焼却を実施した。約42トンを処理し、排ガスなどに含まれる放射性物質の量は検出下限値未満だった。
 試験焼却をめぐっては、焼却で発生する高温の排ガスを冷やす冷却器で水滴漏れが確認され、焼却を一時中断した。
 第一原発の廃棄物には防護服などのほか、設備の解体で発生したがれき類が約17万立方メートル、伐採された木材が約9万立方メートルある。
 いずれも放射性物質で汚染されているため構外に運び出せず、敷地内で保管している。木材なども焼却し、コンクリートや金属類は細かく砕くなどして体積を小さくした上で保管する。

        

防護服などの第1原発・廃棄物焼却、18日から本格運用開始

20160316 0855分 (福島民友)          
 東京電力は15日、福島第1原発の廃炉作業に伴い増え続ける防護服などの廃棄物を燃やすための「雑固体廃棄物焼却設備」の本格運用を18日に開始すると発表した。試験焼却で排ガスの放射性物質濃度が全て検出限界値未満であることが確認されたことなどから、本格運用に着手する。

 東電によると、焼却設備には放射性物質が付着したちりの飛散を防ぐバグフィルターなどが設置されている。排気筒に設置された二つのガスモニタで、汚染された廃棄物を燃やした際の放射線量を測定したところ、一つは1.76~2.76cps(1秒当たりの放射線計測数)、もう一つは1.85~3.04cpsで、ともに焼却停止時と同等の値だった。

 試験焼却では42トンの廃棄物を燃やし、0.8トン(ドラム缶16本分)の焼却灰が発生した。焼却灰の入ったドラム缶の表面線量率は毎時7~160マイクロシーベルトで、放射性物質に汚染された廃棄物専用の固体廃棄物貯蔵庫で保管される。

               

  以上、福島民報と福島民友の記事を併記した。お互いに数値的に欠陥を補うような記事になっている。

記事のなかで、わかりやすくするために一秒間計数値(cps)から一分間計数値(60秒) (cpm)に換算すると、焼却場の2つの排ガスモニターは105.6165.6 cpmであり、111182.4 cpmで、これが焼却停止時の放射線量(バックグラウンド値)と同じだったというのだから、東電敷地内での焼却場周辺の放射線量は風向きによってまだ相当変動しているということがわかる。これを要するに、こんなにバックグラウンドが高いと、排ガスの放射能の濃度は誤差の範囲に収まってしまうということであろう。住民が住まない東電の敷地内だから堂々とやれることだ。通常のバックグラウンドは数十cpm以下である。
     

  一方、焼却灰(これには焼却飛灰をトラップした高濃度汚染バグフィルターも含まれていると思われるが)を入れたドラム缶の素材と厚みが記事には記されていないが、その外側からは毎時7160マイクロシーベルトも放射線が検出されている。これは相当高い数値である。おそらく中身は数千万ベクレル/kgであろう。
         

  この高濃度汚染灰を有するドラム缶の埋設も住民がいない東電の敷地内だから堂々とできることだ。

    

  翻って、福島県内の高濃度汚染林地の空間線量は毎時10-100マイクロシーベルトある。だから、この伝でいけば、高濃度汚染の国有林や自治体が有する林地で焼却場を設けて大々的に減容化を促進することは、当初からやるべきことであった。上気の記事に紹介されている東電の提供する資料からは 最終的に 0.8トン/42トン=1/60 の減容化率となる。ドラム缶の容積が加わるので結局 1/20 ということになるのかも知れない(だが細かい計算の詳細は記事だけからはわからない。このように世の中の新聞記事が提供する数値はいつも計算の根拠資料として非常に使いにくい)。
  
      
       

  WINEPブログでは以下のように、早くから何度も焼却による減容化の必要性を繰り返し主張してきたのだが、2016年現在でも2-3カ所を除いて焼却による減容化はなかなか現実化していない。それは、除染作業を請け負う大手建設会社(つまりゼネコン)が放射能汚染土壌の表土を5-10センチに剥いで、フレコンバッグに積み上げておく作業のほうが、お金が儲かるだからとしか考えられない。
     
  彼らがいかにもくそまじめにやっていることは「除染作業」ではなく「移染作業」であるといまや日本人ならではだれもが認識していることである。「土を掘れば経済が活性化する」という、この除染作業は昔大学の授業で習った「ケインズ経済学」のシンプルな原理を地で行っているとしか思えない。しかしこれは途方もない税金の垂れ流しである。早くまじめに減容化の流れを作れといいたい。

                 
 
·  2015/11/21 : NHKスペシャル シリーズ東日本大震災 追跡原発事故のゴミ
·  2014/06/30 :
意外に早く「放射能汚染土壌の減容化技術」は達成するかもしれない

·  2014/01/26 : この選別の原理はなんですかね?

·  2013/06/24 : 研究者は環境放射能の除染廃棄物の減容化研究をもっと真剣にやるべきだ

2012/08/29 : 再論:ロータリーキルンによる放射性セシウム汚染土壌の減容化について

2012/03/24 : 環境省による減容化実験の公募採択課題について

·  2012/02/22 : 今度こそ本物であってほしい

2012/01/20 : 「灰は危険」とばかり言わずにそこから「教訓」を導き出すべきだ

·  2012/01/03 : 大成建設はやる気らしい

·  2011/09/03 : 提案17:放射性セシウム濃厚汚染表土は汚染現場で焼却処理すべきである

          
(森敏)
付記:みなさま、今回の記事と直接関係はありませんが、タンポポの奇形観察をお忘れなく。
2016/03/10 :
タンポポの奇形をお見逃しなく :観察次第ご連絡ください (クリックどうぞ)
 

 

 

 

 


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