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2020-08-04 07:50 | カテゴリ:未分類
  以前に福島で見かけた巨大イラクサの葉の写真を紹介しました。


  2019/11/03 :
巨大イラクサの葉


  今回はその続編としてイラクサのオートラジオグラフ像を示します。

  最近気が付いたのですが、東京文京区でもでも結構大きなイラクサがあるようです。栄養条件によって、イラクサは大小の可塑性が非常に大きい植物のようです。





スライド1 

図1.巨大イラクサ。 平面を得るためにあちこちの数枚の葉を切り離してしまっている状態です。種子があちこちに散乱している。




スライド2 

図2 葉は極端に薄く平たいのでこの像ではあまり強く撮像されていない。花器は局所的に重なって集合しているので、濃く撮像されている。下葉の周辺に飛び散っている種子が撮像されている。







スライド3 

図3. 図2のネガテイブ画像。







表1 イラクサの放射能
スライド4

2020-07-25 09:47 | カテゴリ:未分類


  双葉町の、空間線量毎時17マイクロシーベルト下の、原発事故以来全く手入れされていないと思われる崖の下に、大きなゼンマイの株が道路側に旺盛にはみ出していた(図1)。その一部を切り取ってきた。よく見ると、葉がところどころ虫食いになっている(図2)。そのうえ交互に展開すべき葉が、奇形化して異常である(図1)。 


     
  個々の葉が次々と発生展開する初期の段階で、葉の形態形成が止まっていたり、葉の成長の途中で葉の形態が奇形化したりして、極めて多様な奇形が見られる。葉の形態形成遺伝子発現に何らかの環境因子が働いたことは間違いないだろう。放射能のせいなのか、虫の分泌する化学成分のせいなのかはわからない。

  オートラジオグラフを撮ると、葉よりも茎が鮮明に映った(図3、図4)。放射能を測定するとやはり茎が葉よりも4倍も高かった(表1)。葉の周辺側が濃く主脈側にが淡いことがわかる。普通、植物の一枚の葉のオートラジオグラフではこのような放射性セシウムの分布の差は見られない。
     
  改めて表1をよく見ると、この時点ではCs-134Cs-137の17分の1に低下している。だから今後は、福島での汚染放射能の主成分はCs-137と考えてよいことがわかる。



  





スライド1 
 
図1 奇形化したゼンマイの葉


 

スライド2 
   
 図2 虫食いの葉(図1の一部を拡大)



 

スライド3 
   
図3.図1のオートラジオグラフ。


 
スライド4 z  
   
図4.図3のネガテイブ画像


  

 表1.ゼンマイの放射能
ゼンマイの放射能1 
    
    
  
(森敏)
2020-06-29 08:45 | カテゴリ:未分類
  2018年の双葉町の民家のサネカズラは実がたわわに稔っていた(図1)。

  眼の高さの一枝を失敬してきて、オートラジオグラフに撮像した(図2、図3)。

  部位別に放射性セシウムの放射能測定すると、実が葉の2倍の値を示した(表1)。実の放射能がほかの部位よりも常に高いことはこれまでのすべての植物とも共通している。
  
  一方、今回意外だったのは新芽が旧葉よりの放射能が半分以下だったことである。

  いつもは放射性セシムは新葉(図1の左枝の先端1枚と、右枝の先端の2枚)が旧葉よりも高い値を示すのだが、今回は違った。
  
  実(養分の吸引側:シンク)が成熟しているときには、全体の養分の貯蔵器官である旧葉(養分の供給側:ソース)からの養分が実の方に転流することが植物栄養学の常識である。

  しかしその同じ時期に展開している新葉はまだ養分のシンク側でもあるはずなのだが、養分の吸引力が実よりも低くなっているのかもしれない。

  要するにこの新葉は、今後成熟して光合成して、養分を同化しても、実が完熟してしまうと、転流先がなくて、ためた養分が不要になってしまう。いずれ枯れて落葉してしまう。だから、吸引力が低下しているのだろう。

と、サネカズラの身になって考えてみた。しかしこれは、サネカズラの体内でも、あくまでセシウムイオンがカリウンと同じ転流の挙動を示すものと仮定しての解釈であるのだが。
  



   

 

  名にし負はば 逢坂山のさねかづら 


       人に知られで くるよしもがな




                  三条右大臣 後撰集 

  


   
 

スライド1 
 図1 サネカズラ 押し葉乾燥後なので赤い実が黒ずんで見える。一房に多数の実を着けている。
散らばっているのは押し葉にする前に前に飛び散った実。

 
 
 

 
スライド2 
 
 図2 図1のオートラジオグラフ


 



 
スライド3 
図3 図2のネガテイブ画像。 新葉が旧葉よりも薄く写っていることがわかる







 

表1 サネカズラの放射能
サネカズラ 
  
  
  
(森敏)
 

2020-06-09 07:23 | カテゴリ:未分類
  以下に示すのは、2018年秋に双葉町で採取した「マユミ」の放射線像です。ほとんど枯れて葉は散っていました。 (図1)。
     
表1から、実の放射能が一番高いことがわかります。図2、図3からは表1に対応して、実が最も強く感光していることがわかります。



スライド2 
 
図1.マユミの枯れ枝。乾燥して見分けにくいのですが、実はもとは赤いです。

   


 
スライド3 
図2.図1のオートラジオグラフ


   
 
スライド4 
図3.図2のネガテイブ画像
 


   
   
 
表1.マユミの部位別放射能 
 
 
マユミの放射能  

   
(森敏)

付記:上記のマユミのサンプルを採取した時は、すでに木が枯れかけて、葉や赤い実がかなり落ちかけていました。現地での写真を取り損ねていましたので、以下に「上高地ナショナルパークガイド」から無断転載しておきます。
     

 
マユミ転記1

 
2020-05-26 18:04 | カテゴリ:未分類

         なぜ「中共ウイルス死」が日本で少ないのか?
  

に関して、外国の研究者からからいろいろな考えが寄せられ、マスコミをにぎわせています。

「日本人は清潔であるから」という理由が多いようです。その理由として、

   

(1)接触感染しにくい生活様式

・互いに離れて何度も挨拶をするが、握手をあまりしない

・人目はばからずキスをしない

・義務教育で良く手を洗う教育を受けている

・毎日(?)風呂に入るかシャワーを浴びる

・最近のトイレットがウヲッシレット付きである

・地べたに座ってお祈りをしない

   

2)エアロゾル感染しにくい理由として

・余程でないと互いにハグをしない

・靴を玄関で上履きに履き替える

・雑巾や布巾で拭き掃除をする。

 

などが挙げられています。

   

3)小生はこれらに加えて、食べ物も潜在的な原因の一つではないかと思っていますその理由を簡単に述べると以下のごとくです。

   

日本人は大豆などの豆類や野菜類やそれらの発酵食品をよく食べます。

これらの食品の中には例外なく、「ニコチアナミン」という化合物が、多い場合は500ppmのオーダーで含まれています。それは二コチアナミンが必須元素である鉄(Fe)や亜鉛(Zn)の植物体内での運び屋(キレート化合物)だからです。

  この日本人が無意識に、ほとんど毎日食べ物から摂取しているニコチアナミンが、潜在的に日本人のCOVID-19に対する感染を予防しているのではないか? というのが小生の独自の説です。(最近中国の若いポスドクの研究者が同じ考えを提案して論文を投稿しているのでびっくりしましたが、まだ受理されていないようです)。

  

COVID-19ウイルスが人の細胞に感染するときには、ウイルスの持つ感染触手であるSpikeというたんぱく質が、人の細胞の受容体であるACE2(別名アンジオテンシン転換酵素)と結合する必要がある、ということが最近学術雑誌Cellで証明されました。このACE2はヒトの肺胞などにある細胞膜に繰り込まれている貫通しているタンパクで、一部が細胞膜の外に突出しています。Spikeタンパクはその外の部分と強く結合します。これがCOVID-19ウイルスがヒトの肺胞細胞などに感染する第一段階です。

  

ニコチアナミンはACE2との結合力が強く(これはコンピューターシミュレーションで確認されています。したがってアンジオテンシン転換酵素活性も強く阻害されます)、ニコチアナミンが結合するとこの酵素の立体構造が変わってしまいます。

   

立体構造が変化したACE2はウイルスのSpikeタンパクと結合できなくなります。

したがって、ウイルスが感染しないことになります。

   

以上はまだ仮説の段階です。このニコチアナミンがCOVID-19ウイルスのヒト細胞への感染を阻止できるかは、証明されていません。いずれ誰かがやるはずです。

   

ジョンズ・ホプキンス大学が毎日発表している、世界の各国の感染者数や死亡率のデータをぼんやりと見ていると、肉食系人種が草食系人種よりもどうやら中共ウイルス感染死が多いようです。

   

日本人の感染者や死亡率が低い理由が、単純な一つの理由に帰することはなく、以上に挙げた複数の要因による複合的なものと思われます。いずれ誰かが多変量解析で解明してくれることでしょう。

   

(森敏)

付記1:以上のニコチアナミンに関するところは、専門的になるので、別途winepホームページで、詳しく解説したいと思います。
 
追記1: 以前のsarsウイルス流行後にも、何度か未知のコロナウイルスの流行があって、それで日本人には中共コロナウイルスに対する抗体ができていたかもしれない、という説もあります。証明不能ですが。そうだとすれば、抗体調査ではだめで、中共コロナに特異的な抗原検査とPCR検査をやる方がいいということになります。どうやら厚生省はその方針に行きそうですね。
  
追記2:日本では現場の医療関係者たちの懸命の働きのおかげで、辛くも医療崩壊が起らなかったので、重症患者が雪崩を打って死に至らなかっただけである、という説もあります。それかあらぬか、確かに、ロックダウン解除後も、まだだらだらと日本では中共コロナ関連死者が増えつづけております。医療関係者につかれがでてきたのかもしれませんね。
 
追記3: 「国の方針に従順な国民性」 もなぜ「中共ウイルス(COVID-19)感染死」が日本で少ないのか? その理由の一つだというフランスの社会学者の指摘も出てきた。ドイツ、日本、中国などがそうだとか。(6月6日 記)

 

 

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