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WINEPブログ内で「 日本 」を含む記事

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2019-11-11 15:21 | カテゴリ:未分類

首里城炎上2 
図1 首里城炎上


  
スライド2 
 図2 琉球の舞 諸屯 島袋恵子
 
スライド1 
図3 めぐり逢い  組踊「執心鐘入」より 玉城栄一


          首里城炎上の実況放映画像は、映画の城のセットが燃えているのか? と現実とは思えないものがあった。由緒ある建造物でも、木造のペラペラの人工物は、わずか30分で消失しうる儚(はかな)いものだということを目の当たりにした。(図1

 

      小生は、沖縄が1972年(昭和47年)515本土復帰前、琉球大学が首里城跡にあった時と、復帰後に初期の建設中の首里城を見学したことがある。だからこの未完の首里城の印象は全く強くはなかった。むしろ復帰前に、苔むした今帰仁(なきじん)城廃墟をとぼとぼと歩いたときの方の印象が強く残っている。結局、完成した首里城は見ないままに今回、瞬く間に炎上してしまった。

 

      先日、親類が日展に入選したというので六本木の新国立美術館での日展入場券を送ってくれた。113日は文化の日で、足腰の調子が良かったので、出かけ、落ち着いて多くの秀作を鑑賞することができた。

 

     その中に

     No.5028  琉球の舞 諸屯 島袋恵子 東京都 (図2)

     No.1142  めぐり逢い  組踊「執心鐘入」より 玉城栄一 沖縄県 (図3)

という二つの、沖縄出身者と思われる琉球衣装の油絵が展示されていた。この絵はもちろん首里城炎上前に描かれたものであるが、炎上後の今、これをみると、作者の制作意図に関わらず、小生には琉球の着物を着た女性の、その首里城炎上後の憂愁の思いが感情移入して鑑賞された。

 

余計な節介かもしれないが、首里城炎上の年の入選作として、この二つの絵は長く後世に残すべき作品ではないだろうか。多数のこれまでの貴重な美術工芸品が炎上してしまったということでもあるし。

     

(森敏)
(付記:著作権侵害の場合はこのブログは取り消します)

 

 

2019-10-23 17:45 | カテゴリ:未分類

          ラグビー選手の尻の太さは、お相撲さん以外の競技には見られないものがある。

プレゼンテーション1

南アチームの選手に日本チームがスクラムで圧倒的に負け続けたのは、両チームの選手間の尻の太さの差によるものだと、シロートながら嘆息して見ていた。日本チームで際立って尻が太いのは主将のリーチマイケルと稲垣啓太で、彼らのスクラムの戦い方は安心してみて居れた。今後日本チームが世界の8強からさらなる高みを目指すには、スクラムの強化が必須だろう。そのためには「しこ」で鍛えた尻の太い選手を若手相撲界などから勧誘するのもありかもしれない。(相撲協会から辞職させられた貴ノ富士はどうか?)

     

ラグビー選手の尻の筋肉に目が行ったのには、個人的な理由がある。

    

座り仕事ばかりしたり、長い間新幹線に乗ったり、2時間もぶっ続けで映画館に居座ったりしていると、下半身のあちこちに必ずしびれが来る。これは年を取っても歩き以外は積極的に運動をしていないので、尻の筋肉が薄くなっているので、尻の筋肉に挟まれている坐骨神経が上半身の体重の負荷がかかって、圧迫されるため、らしい。

梨状筋1

https://www.zamst.jp/tetsujin/hipjoint/piriformis-syndrome/
              

小生の現在進行形の慢性化している下半身のしびれの判断からすると、特に大臀筋の下に深くかくれている梨状筋(りじょうきん。洋ナシの形をしているんだそうだ)が痩せて、それが起こりやすくなっているのではないかと思う。椅子の形状にもよるのだが、長く座っていると、ここの筋肉が劣化してペラペラなために、坐骨神経が直接椅子に触れて圧迫されるように感じられる。

 

それが証拠に、右か左かの下半身のどこかにしびれが来たときに、ベッドに横臥して硬式テニスボールで、対応する右か左かの臀部を深く探って梨状筋のあたりをぐりぐりやると、一気に神経が働き始めてか、血流が回復して、下半身の末梢神経のしびれが回復してポカポカしてくるのである。

    

大臀筋を鍛える運動はいろいろ整体医のネットで紹介されているようだが、その下に隠れている梨状筋の鍛え方はあまり判然としない。鍼灸医に教えてもらった梨状筋のストレッチは、しびれが来た時の緩和には確実に効果がある。これは整体医のネットにも載っている。

    

最近、普通に歩いているつもりだが、いつも小生を後ろから追い抜いていく女性の多いこと!特に外国人女性たちの太い尻や太い脚の後ろ姿がうらやましい。
      
     
(森敏)


2019-10-20 23:25 | カテゴリ:未分類
  さきほど、ラグビーで南アに惨敗して、日本の出場は終わった。
     
  それにしても、試合直後にカメラアップで放映された日本チームの、男たちの <悔し涙> は実に美しい。
     
  男の小生がそう思ったぐらいだから、日本の女性はしびれたことだろう。
    
  そんな中でも決して涙顔にならない冷静を装った男がいた。主将のリーチマイケルとヘッドコーチのトミージョセフである。この二人にとっては、かなりの高みに上り詰める過程での敗戦は、これまでも国際試合で何度も味わってきた、耐え忍ぶべき「普通の出来事」なんだろう。
    
  これぞ、プロ魂だね。
  
  
 
(森敏)


追記:その後放映されている各局の報道番組では、この各選手のクローズアップされた「涙の場面」が、放映時間のせいでほとんどカットされているのが実に残念である。

2019-10-19 13:04 | カテゴリ:未分類
リチウムイオン電池no-berusyou 1






  

 
以下NHK NEWS WEBからの無断転載記事です。
       

ノーベル化学賞に「リチウムイオン電池」開発の吉野彰さん
2019年10月9日

ことしのノーベル化学賞の受賞者に、スマートフォンなどに広く使われ、太陽発電や風力発電などの蓄電池としても活用が進む「リチウムイオン電池」を開発した、大手化学メーカー「旭化成」の名誉フェローの吉野彰さん(71)ら3人が選ばれました。::::

    

ことしのノーベル化学賞に選ばれたのは、
▽大手化学メーカー「旭化成」の名誉フェロー、吉野彰さん(71)、
▽アメリカ・テキサス大学教授のジョン・グッドイナフさん、
それに▽アメリカ・ニューヨーク州立大学のスタンリー・ウィッティンガムさんの3人です。
      
::::
吉野さんは、「充電できる電池」の小型化と軽量化を目指し、開発に取り組みノーベル化学賞の受賞者、白川英樹さんが発見した電気を通すプラスチック、「ポリアセチレン」を電極に利用する研究をしていました。
      
そして、今回、一緒にノーベル化学賞を受賞することとなったジョン・グッドイナフさんたちの研究成果に注目し、「コバルト酸リチウム」という化合物の電極と、炭素繊維の電極を組み合わせて昭和60年、現在の「リチウムイオン電池」の原型となる新たな電池の開発に成功しました。
      
小型で容量の大きいリチウムイオン電池は、今ではスマートフォンやノートパソコンといったIT機器には欠かせないものとなりました。
      
また、大容量の電気をためることができることから、電気自動車への利用や太陽光発電や風力発電など、自然エネルギーの電気をためる蓄電池として利用が広がるなど、化石燃料を使わない社会の実現を可能にする地球環境にやさしい技術として高く評価されています。
      
こうした業績により、吉野さんは平成16年に紫綬褒章を受章したほか、平成26年に「工学分野のノーベル賞」とも呼ばれるアメリカの「チャールズ・スターク・ドレイパー賞」を、ことしはヨーロッパの特許庁が主催する「欧州発明家賞」を受賞しています。
       
::::

ノーベル化学賞の受賞理由について、ノーベル委員会は、「リチウムイオン電池は、軽くて、再充電できる強力なバッテリーでいまでは小型の携帯電話やノートパソコン、電気自動車などあらゆるものに使われている。太陽光や風力などのエネルギーを十分ためることができ化石燃料が必要ではない社会を作り出すことも可能にする」としています。
           

グッドイナフ氏 最高齢受賞者に

ことしのノーベル化学賞の受賞者に、日本人の吉野彰さんとともに、アメリカのテキサス大学のジョン・グッドイナフ氏と、ニューヨーク州立大学ビンガムトン校のスタンリー・ウィッティンガム氏の2人が選ばれました。
    
グッドイナフ氏は、97歳での受賞となり、去年、ノーベル物理学賞を96歳で受賞した、アメリカのアーサー・アシュキン氏を抜き、すべての賞において最高齢での受賞となります。
   

   
(森敏)
付記:以下きわめて俗物的感想です。
  
以上の今年のノーベル化学賞の教訓は、よい研究をした人はなんとか長生きして、なお、矍鑠(かくしゃく)たる「現役」を続けなければいけない、ということである。素晴らしい先駆的研究をしても、長生きしてノーベル賞に到達しなければ、科学史的には後世の子供たちに向けた人々に膾炙(かいしゃ)する伝記では、ノーベル賞を取ったときに生きていた人のみの成果になってしまうかもしれない。
 
逆に、長生きした人の部下たちや、他の企業で実用化のために同じようなレベルの成果をだしていた人物たちは、ノーベル賞が最大3人枠なので、ノーベル賞をもらえないことになる。

 

2019-10-16 16:22 | カテゴリ:未分類

          あいちトリエンナーレ「表現の不自由展」について、国会で質問されて宮田亮平文化庁長官が「補助金不交付を見直す必要はない」と答弁している。高名な金工作家として実に情けない対応だと思う。東京芸術大学の学生たちはこの自校の元学長の対応に対して落胆を禁じ得ないだろう。

 

――――

一方、(宮田亮平長官)は不交付を「私は決裁していない」と強調。同庁の今里譲次長は、担当の審議官が職権で決定し、決めるまでに現地の視察や専門家に諮ることなどはしなかったと説明。福山議員は「決定の手続きに瑕疵(かし)がある」として撤回の検討を求めた。(1016日朝日新聞)

―――――


     

福山議員は、国会で百家争鳴の「芸術表現の自由」論争に陥らないために、慎重にあくまで法律的な手続き論で、文化庁を追及しているが、追及の矛先の本命は文科大臣でなければならない。政治家が、かつての森友学園問題の時と同様、審議官という官僚に、責任を負わせようとしている。審議官がなぜ過去に全くの前例がない違法な「ちゃぶ台返し」を堂々と性急に行うことができたのか、野党は<忖度行政>の構造を、さらに厳しく徹底的に追及すべきである。中途半端で幕引きにしてはいけない。ことは文部行政全般にかかわる問題だからである。

    
 (森敏)
追記1。本日(10月18日)以下の記事が載った。鷲田キュレーターは実に骨がある。

学芸員・鷲田氏が文化庁の委員辞任 不交付に抗議

2019/10/18 東京新聞朝刊

 

愛知県で十四日まで開かれた国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」のキュレーター(展示担当の学芸員)鷲田めるろさん(46)は十七日、文化庁の外部委員を辞任したことを明らかにした。同庁が芸術祭への補助金を全額不交付にしたことに「納得できず、仕事を続けられない」と抗議の意志を示している。
鷲田さんは「文化庁は手続き上の問題と説明しているが、額面通りに受け取ることはできない。内部にいた人間として、手続きに問題があったとは思えない」 と説明。中止された企画展「表現の不自由展・その後」の再開と芸術祭の運営を最優先に考え、開幕後に公表したという。

   
名前は公表されていないが、あと2人大学教授などが辞任したとのことである。


追記2.さらにこんなネット記事も載った。

補助金不交付「個人的にも、国立美術館長としても反対」愛知トリエンナーレ検討委座長  毎日新聞2019年10月18日

 14日閉幕した国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」の今後の姿を提言する県の第三者機関「トリエンナーレのあり方検討委員会」座長、山梨俊夫・国立国際美術館長が18日、東京都内の日本記者クラブで記者会見した。山梨座長は芸術祭への補助金約7800万円を不交付とした文化庁の決定を「個人的にも、国立美術館長としても反対だ」と批判した

 山梨座長は、芸術祭の企画展「表現の不自由展・その後」が抗議電話などの殺到により開幕3日で中止に追い込まれ、今月8日に再開するまでの経緯を説明。「この問題を通して、現代の美術が社会性を強く重視するようになってきていることが明らかになった」と振り返った。

 補助金不交付についての質問には「(文化庁の)専門家委員会で採択されている。交付を取りやめるのであれば、委員会にもう一度戻さないと、手続きとしておかしい」などと答えた。【竹田直人】
 
追記3.宮田文化庁長官が踏ん張る理由は、以下の赤い太字の文章の通り。

 

 「トリエンナーレ」文化庁補助金不交付抗議で外部委員辞任、林教授

20191121日 京新聞朝刊

国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」に対する文化庁の補助金不交付決定を巡っては、文化庁の事業に携わる三人の委員が相次いで辞任し、抗議の意思を表明した。このうち、日本の現代アートの国際評価向上を目指す「文化庁アートプラットフォーム事業」を運営する「日本現代アート委員会」副座長だった林道郎・上智大教授(美術史)に、不交付の国際的な影響などを聞いた。 (聞き手・望月衣塑子)

 -なぜ文化庁の事業の委員を辞任したのか。

 文化庁は「手続き上の不備」が理由だというが、その説明は極めて曖昧で、誰がどのように不交付を判断したかを示す議事録さえない。不交付決定が報じられた九月二十六日、複数の文化庁職員に問い合わせたが、彼らも理由や決定を把握していなかった。政治的な意向が強く働いたと感じる。せめて第三者である有識者に議論させた上で決めるべきで、極めて異常だ。

 -海外の反応は。

 事業に協力してくれていた海外の芸術家やキュレーター(学芸員など展示の企画や運営などに携わる専門職員)、日本研究に従事する学者などから「なぜ一度承認された補助金が取りやめになるのか」「なぜ政府が介入するのか、理解しがたい」といった声が次々に上がっている。

 本来、芸術の持つ自由は多様性をはらむものであり、先鋭的なテーマにも切り込めるものでなければならない。政治介入で妨げられてはならない。それが芸術表現の常識なのに、今回の決定で、世界からは「日本では、政府のお眼鏡にかなう芸術品しか展示できない」という目で見られるようになる。

 -そんなにやりたいなら自分の金でやるべきだという意見がある。

 例えば、現代美術の国際展として極めて重要なドイツの「ドクメンタ」は、ナチス時代の反省から始まったもので、非常に政治色が強く、権力批判や移民問題などを扱う作品であふれているにもかかわらず、州や市がずっと資金援助をしている。不交付決定はこれとは逆に、これまで積み上げてきた国際的な日本の信用を深く損なう行為だ。

 -文化庁の宮田亮平長官は不交付を決裁していないと国会答弁した。

 漏れ聞こえてくる声によると、宮田長官に不交付決定撤回の意思を示してほしいと言い続けた人も文化庁にはいたそうだが、どうして応えないのか。芸術家でもある長官として、今こそ政治の介入を許さない姿勢を明確にすべきなのに。イルカをモチーフにした宮田長官の金工作品を閣僚らが私費で買い上げ、天皇陛下の即位を祝う内閣一同の献上品にしたと聞いた。表現の自由への政治介入を黙認した長官として歴史に名を刻んでしまった。

<はやし・みちお> 1959年生まれ。上智大国際教養学部教授(近現代美術史・美術批評)。文化庁の「アートプラットフォーム事業」を運営する「日本現代アート委員会」副座長を、補助金の不交付決定が報じられた後、9月30日付で辞任した。同事業は、日本における現代美術の持続的発展と国際的な理解の推進を目指し、国境を超えた関係者のネットワーク形成、翻訳事業、データベース構築などに取り組むもの。

 

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